禅語から学ぶリーダーのあり方

禅語から学ぶリーダーのあり方

「時時勤払拭」リーダーの心は常に落ち着いていること

時時勤払拭(じじにつとめてふっしきせよ)常々、心がけて払い清めなさい。という意味です。随分昔の話になりますが、キッチンのガスコンロの汚れを都度拭かないというメンバーの話に、私は「信じられない!」と少しばかり非難めいた言葉を投げかけたことがあ...
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「知足」他と比べない

今朝目が覚めた時、気持ちの良いベッドで睡眠を取れ、電気がつき、水道蛇口から水が流れ、ガスで湯を沸かすことができる、そんな当たり前のことに心からありがたいと思い、何気ない日常を愛おしく思いました。台風15号に引き続き、各地に甚大な被害をもたら...
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「我逢人」人と人との繋がりこそが大切

我逢人 (がほうじん)我 人に逢うなり人は人と逢うことからすべてが始まる という意味です。昭和の時代は、人と人とが逢うことは当たり前の事でした。(文通などというお洒落なモノもありましたけどね)ところが今や、ICTの進化によりメールやSNSな...
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「三人同行、必有一智」苦手な人からこそ学びなさい

三人同行、必有一智(さんにん どうぎょうすれば かならず いっちあり)三人の仲間がいれば、その中に自分の師となる人が必ずいるという意味です。「え~ うちのチームは7人だけど、自分の師となるような人はいないなぁ。」もしそんな風に思った人がいた...
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「歩歩是道場」全てが学習、成長の種

近所の公園にあるドッグランは、私達愛犬家にとっては嬉しくありがたい場ですが、愛犬家以外の人にとっては迷惑で無くなってもよい場かもしれません。何故なら、利用者は必ずしもマナーが良い人たちばかりではなく、残念ながら、自分のワンコのう〇ちを拾わず...
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「花開蝶自来」必要とされる人となる

花開蝶自来 (はな ひらけば ちょう おのずから きたる)花が美しく咲けば、蝶はその甘い蜜の香りに引き寄せられて自然に集まってくる。起業準備をしていた頃に読んだコラムに、今も心に残っているものがあります。「顔を売ろうと色々なセミナーや講演会...
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「看脚下」自らを振り返る

看脚下(かんきゃっか)今月の茶道のお稽古でのお軸は「看脚下」でした。以前にも書きましたが、意味は「足元を見なさい」です。(以前のブログはこちらから ⇒ )お床の拝見でこのお軸を見た時、私が考えたのは「人のことをとやかく言う前に、まず、自分...
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「山光澄我心」ボーっとしている時間を持つ

山光澄我心 (さんこう わがこころを すましむ)「山々の美しい景色は私の心を清らかに澄ませる」という意味のです。毎日あくせく忙しく何かに追われるように日々を過ごしているビジネスパーソン。空を見上げていますか?風を感じていますか?季節の移ろい...
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「深知今日事」変えられる今に集中する

深知今日事(ふかくこんにちのことをしる)今日という日の使い方を知りなさい。今日という日に集中しなさい。そんな意味でしょうか。今日は過去の結果。未来は今日の結果。過ぎてしまって変えることができない過去を憂いて今日を嘆いても未来に何も良い結果を...
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「冷暖自知」自分で確かめる

冷暖自知(れいだんじち)有名な言葉ですのでご存知の方も多く、わざわざ私が言うまでもないのですが、「水が冷たいのか温かいのか、眺めていてもわからない。また人に聞くものでもない。自分で確かめればわかること。自ら知ることが大切」という意味ですね。...