右手薬指に「折れた!」と一瞬思うほどに衝撃が走りました。
あらぬ方向に向いたかのように見えた指も次の習慣には元通りでしたが、ひどい痛みが後から襲ってきました。
幸い折れてはいなかったものの、重度の突き指で、腫れがひどいのは言うまでもなく、痛みもそれなりにありました。

全く使い物にならない右手となってしまいました。
文字を書くのはおろか、PCのキーボードを打つにも薬指はほんの少しキーが触れただけで痛みが走ります。
左薬指の倍近くにまで腫れ上がった右薬指が、日頃、気づかずしてどれだけ働き者であったかを思い知りました。

失って初めて分かる大切さとはよく言ったものです。
私は薬指を失ってはいませんが、使えなくなって初めて、そのありがたみを痛感しています。

チームのメンバーも当たり前のように毎日顔を合わせますが、決してそれは当たり前ではありません。
ちょっとしたことで腹立たしく思ったり、イライラを感じたり。
でも、こちらが忘れていたり気づいていないだけで、彼らのお陰でどれだけ毎日助けられていることが山ほどあるのかを、今更ながらに考えてみました。

誰も彼も、その人自身の役割を全うし、チームのために懸命に頑張ってくれている。
目立つ役割の人もいれば、縁の下の力持ち的役割の人もいたり。目立つことは決してないけれども、決して欠けてはならない存在の人もいます。

何ごとも当たり前はなく、それぞれがそれぞれの役割のもとにすべてがうまく機能している。
決して自分一人の力でチームが成り立っているのではないのです。
不自由な右手を見つめながら、一人一人のメンバーをとても愛おしく感じるのでした。

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