マネジメント・リーダーシップ

部下の目標は誰が決めるべきか?

部下の目標設定を、もし、上司のあなたが決めているなら
すぐに改めましょう。

目標は、上司と部下がよく話し合ったうえで、
部下が自らが定めるものでなければなりません。
自ら定めるからこそ、そこに責任が生まれます。
上司が定めた目標ほど他責を招き、また、
デキる部下にとってやる気が失せるものです。

こっちがコントロールしないと低い目標しか設定しない。
高すぎる目標を設定してチームが迷惑する。

このような場合も、それは部下が悪いのではなく、
彼らとの話し合いが不十分か、
日ごろのコミュニケーションが足りないのだと、
上司である自分の非を潔く認めましょう。

チーム目標は、会社から「降ってくる」場合が多いでしょう。
だからと言って、
部下の個人目標を、上司のあなたが部下に振り下ろして良いということにはなりません。

チームの目標を皆に共有し、
これを皆でどのように分担して達成していこうかと
話し合い、考え、助け合い、
それぞれが自分の目標に納得して設定しなければなりません。

これはすべての基礎であり、
これができない上司は、チームを預かる資格はありません。

目標設定とそこへのコミットは始まりであり、
メンバーにとってもチームにとっても、とても大切なことです。
だからこそ、リーダーが勝手に決めてしまうのではなく、
部下自身が「自分で決める」ことが必要なのです。

目標を与えることは、部下の自律性を奪う行為に他なりません。
あなたは大丈夫ですか?

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