自分で思う以上にマネージャーはメンバーに見られているものです。

髪型、服装、持ち物(時計、手帳、ペンやカバンetc)、女性ならば化粧やアクセサリー、話し方、表情、何気ない仕草など、本当にメンバーはマネージャーの事をよく見ています。

マネージャー自身も気づいていない何気ない癖もメンバーは知っているし、ちょっとした目の動き、声のトーン、表情など、「見ている」というより「観察」と言うほうが近いくらいにマネージャーは見られているのです。

 

え? それ、メンバーが暇なんじゃないの? と思う方。ご自身が若かりし頃のことを思い出してみてください。

私は今でも新入社員の時の上司の特徴的な喋り方や歩き方、不機嫌な時の表情や、逆にアフター6でビールを飲んでいる時のすこぶるご機嫌な顔を覚えています。

いつもピシッとプレスのきいたスーツを着こなし、使いこなして年数は経っているけれども丁寧に手入れされたカバンを持っている上司とは、同行してもらっている時にも少しばかりの嬉しさを覚えたものです。こういう上司は仕事においてもきちんとしていて私はとても尊敬していました。

「え?それじゃあまるで、893の親分じゃないの?」と目を疑うようないでたちの上司は、話し方もべらんめえ調で色々なことが粗雑で乱暴に感じられ、お客様への心遣いも足りないように感じてしまいました。実際、その上司のお客様は継続してお取引することが殆どなく、単年で終わることが多かったように思います。

身なりは全く気にせずに、見た目じゃなくて中身で勝負と公言して憚らない上司は、はっきり言って、一緒に歩くのが嫌だったし、お客様からも「もう少しきちんとするように言ってあげたら・・・」などと言われたものです。

 

何も見た目に限ったことではありません。

上司の何気ない言葉遣い、ため息や表情などで、メンバーは上司の「本心」を意識するともなく読もうとしているのかもしれません。

 

私の場合、無意識に両手で髪の毛を掻きあげる癖があるのですが、「両手」の時には要注意。掻きあげた手がそのまま頭上で止まり「はぁ」と小さくため息をついた時にはかなりのストレス状態。とメンバーが教えてくれました。手を頭に当てたまま「Aくん、ちょっといい?」とメンバーを呼ぶ時は、その声がどんなに優しい口調であったとしても、皆とても緊張するんだそうです。反省・・・

それ以外にも、かなり頭にきているのに我慢している時は一瞬目をつぶり、その後に発する言葉がとても優しい。その優しい言葉に惑わされると後で痛い目にあうのだとか・・・・

 

いやはや、本当にメンバーはよく見ています。

もちろん、ご機嫌の時の様子も本人以上に彼らはよく知っているようです。別に、マネージャーの顔色を見て仕事をしているわけではありません。ただ単純に、マネージャーは自分が思っている以上に、周囲はよく見ているということです。

見られて(観察されて)笑って済ませることができる範囲なのか、マネージャーとして人として恥ずかしいことはないか、常に自分自身をよく振り返りたいと思います。

だって、人は自分の事は意外と気づいていないものですからね。

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