我が家にはもうすぐ7か月になる仔犬の「ゆうた」がいます。

今でこそ、私とは相思相愛の仲ですが

最初のころ、彼を迎えて最初の1-2か月は

望んで家族になったはずなのに可愛いと思えずに

何度も何度も何度も手放そうと思いました。

 

その頃はワクチン前だったためお散歩デビューがまだで

ゆうたのストレスも溜まっていたこともあり

とにかくイタズラがひどく、恐ろしくやんちゃで

また、トイレの覚えも悪く・・・

と、私としてはストレス満載でした。

 

そして、そのストレスの何よりもの最大要因は

「マリオと違う・・・・  マリオはもっと良い子だった・・・」

です。

マリオとは昨夏、虹の橋へ旅立ったたワンコです。

犬種も性別も色も断尾をしないことも一緒で

顔つきもマリオと似ているのに、性格が違う・・・

 

マリオは良い子だったのに・・・

マリオはもっと早く覚えたのに・・・

マリオは吠えたりしなかったのに・・・

 

と、ゆうたの行動をいちいちマリオと比べては

マリオと違う。ゆうたは可愛くない。ゆうたを愛せない。

と思い、また、そんな風に思う自分自身を責めたりもしました。

 

そんな時、私にアドバイスをしてくれた友人の一言。

「ゆうたとマリオを比べちゃだめだよ。

ゆうたはゆうた。マリオはマリオ。

それぞれでしょ。

由佳ちゃんだって、子供の頃、優等生のお姉さんと比べられて

すごく嫌だった、って言ってたじゃない。

ゆうたもマリオと比べられると、きっと悲しいよ。

ゆうただって、全然ダメなわけじゃなくて、できるようになったこと

たくさんあるよね?」

 

友人の言葉にハッと我に返りました。

私が普段、マネジメント研修でお伝えしていること

「メンバー同士を比較してはいけません」

を、私はプライベートでものの見事にやっていたのです。

はぁ~

情けないやら恥ずかしいやら。

 

その後、ゆうたはゆうたとして見ることができるようになると

「今日は待てができた」

「今日はトイレの失敗が昨日よりも減った」

と、彼の小さな成長の一つ一つに気づくことができるようになり、

どんどんと愛おしさが増してきました。

 

比べちゃいけないのですよ、ワンコもメンバーも。

 

そう言えば、先日の研修での出来事。

先代社長(現会長)にお仕えしていた管理部門のマネージャーさん

今は現社長にお仕えしているのですが

「会長は社長時代○○だった。

社長も会長みたいにもっと○○した方が良い。」

と、現社長に対しておっしゃったのです。

現社長、お顔がひきつっていました。

 

上司だって、部下から前任者と比べられた嫌なものです。

 

人の成長を願うとき、

他人と比べて良いことなど一つもないのです。

部下に対しても上司に対しても。

そしてそれは、組織に対しても同じことが言えるのではないでしょうか。

 

それぞれの良いところを最大限発揮して、その強みで勝負していく。

決して誰かのマネをする必要はないし

誰かと同じようにしなければいけないわけでもないのです。

 

ゆうたが反抗期だったのは、私が悪かったから。

 

今でも彼のイタズラには手を焼かされますが

その一つ一つからマネジメントに通じた学びがあり

 

良い研究材料として毎日を楽しんでいます。

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