無理せず 急がず はみ出さず 力まず ひがまず 威張らない

 

4年前にお亡くなりになられた酒井雄哉大阿闍梨の言葉です。

この言葉を初めて聞いたのは今から20年近く前。松山千春さんのコンサートででした。

比叡山千日回峰行を二度も満行した酒井さんに、「70歳を過ぎても修行を続けられる秘訣は何か?」と千春さんが訊ねました。すると、坂井さんが応えられたのだそうです。

「自分のペースでただ、コツコツと歩いていくだけ。無理せず、急がず、はみ出さない。力まず、ひがまず、威張らない。」

 

このエピソードを聞いた時はまだ30代。正直、あまりピンときませんでした。

全速力で走っていたし、ものすごく突っ張っていたし、肩肘張っていました。しかし、その自覚がなかったし、頑張っているとか、スピード上げすぎとか、力みすぎという自覚がなかったのです。

約20年の時を経て、酒井さんのこの言葉が胸に沁みます。

 

自分のペースで歩いているか。

結果を急いで走りすぎていないか。無理していないか。

自分を大きく見せようとしていないか。

壁にぶつかっても、他人を羨ましいと思っても、何かのせいにしたくなっても、決して取り乱すことなく、自分らしく、前を向いて歩いているか。

 

マネージャーから経営者となり、こういう姿勢こそがメンバーに範を示せる生き方なのだとしみじみ感じています。

 

 

2017年07月23日

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