総選挙の公示がなされ、党首討論会の様子がテレビで頻繁に放映されるようになりました。

政治フリークの私としては、NHK、民放を問わず、時間の許す限り、各党党首の発言を聴いているのですが、時折、チャンネルを変えてしまいたくなる衝動に駆られることがあります。

それは、党が掲げる公約や政策などの中身とは全く無関係に、発言するリーダーの品格があまりにもなさすぎると感じることが多いからです。

 

他党の党首に対して「嘘つき」呼ばわりする。

発言に窮すると質問とは違う話を延々と述べる。

感情的になって激昂し相手を批判する。

 

党首討論会に限らず、これは組織のミーティングや日々のちょっとした場面でも残念ながら時折見られます。

中でも私が最も残念に感じるのは「感情的になる」ということです。

「反対だって言うんだったら、お前の意見、言ってみろよ!」

「お前の言うことは、この前だって間違ってたじゃないか。そんな奴の言うことなんか聞けると思うのか!」

リーダーが感情的になって相手を睨み付けたり攻撃的な発言をしてしまっては、場の雰囲気は一気に悪化してしまい、議論はおろか、皆口を開くことも嫌になってしまいます。

反対意見に対して相手を罵ったり攻撃したりするのではなく、「なぜAである必要があるのか」「なぜBではいけないのか」を論理的に分かりやすく説明することが必要なのです。感情的になって理屈も何もなく、相手を攻め立てたり自己弁護に走るのは最悪のリーダーの姿と言えるでしょう。

 

最近の政治家、いや、リーダーと言われる人には「品格」がないなぁ・・・。

テレビを見ながら自戒の念も込めてこんな風に思いました。

辞書で調べてみると、「品格」とは、「その物・人から感じられるおごそかさ。品位」とありました。

さらに「品位」とは、「見る人が自然に尊敬したくなるような気高さ、おごそかさ」とありました。

 

結局、どんなに力があっても、立派なことを言っていても、品格がなければその魅力は半分以下になってしまうんだな。そんな風にも感じました。

どの党首がどうのとここで評価するものではありません。

彼らの姿を見て、自らのリーダーとしての品位、品格を振り返り、そこを磨かなければどんなにスキルばかりを磨いても人を惹きつけることはできないのだと、改めて痛感したのでした。

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