「僕のことはほっといてくれませんか!」

「私のことなんか何にも分かってないくせに!」

その昔、一緒に仕事をしていたメンバーからこんな風に言われたことがあります。まだ未熟だった私は、ほっといてくれと言われたメンバーにはあまり関わらないようにし、分かっていないと言われたメンバーには、そんなことないけどと言い返したりしたものです。

子供の頃、お父さんやお母さんに同じようなことを言った経験はありませんか?私はあります。

「もう、ほっといてよ。うるさいなぁ!」

「ママなんかよりお友達の方がよっぽど私のこと分かってるんだから!」

特に、後者の言葉を吐き捨てるように言った時、母がとても悲しそうな顔をしたのを今でも鮮明に覚えています。

しかし当時の私に、そんな母を思いやる余裕は全くありませんでした。

だって、暴言を吐いた私の心の内は、「もっとちゃんと、私のことを見てほしいのに。」「もっとちゃんと、私の気持ちを分かってほしいのに。」と泣いていたからです。

「ほっといて」「知らないくせに」「どうせ分かってないでしょ」

メンバーのこんな言葉は、すべて気持ちの裏返し。

もっと関わってほしい。もっと私の気持ちを理解してほしい。もっと本当の私を知ってほしい。評価しないでありのままの私を見てほしい。

そんな心の叫びに違いありません。

言葉をそのまんまストレートに受けてしまうのではなく、そこに隠された心の叫びも私たちはしっかりと受け止めなければならないのです。

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