かつてお手伝いをさせていただいた大手企業様の研修室には「See Think Plan Do」の文字が至る所に見られました。

「うちはPDCAサイクルではなくSTPDと教えているんです。」とご担当者様が説明してくださいました。
「だって、やみくもにPlan立てても、そこがそもそも間違っていたりとんちんかんだったら元も子もないですよね。だから、Planに至るまでのSeeとThinkがとにかく大切だと、口を酸っぱくしていつも言っているんです。」

「See」 事実をよく観察すること。先入観にとらわれず、事実情報をしっかりとつかむ。
「Think」 収集した情報をしっかりと分析し、どうすれば良いかを考える。アイデアや思いつきに飛びつかず、じっくりと考え、本質を考え抜く。

これはマネジメントにおいても大切な考え方だと思います。。
メンバーを育成する場合も、チームの成長を考える場合にも、会社の事業計画に基づいてお決まりごとの育成計画(Plan)になっていないでしょうか。マネージャーや周囲の先入観はきっぱりと排除して、メンバーを正しく観察(See)するのです。

「Aくんはこの数年間ずっと目標を達成してきた」とか「やる気があるから大丈夫」といった考えは捨て、仮にAくんの成績が少し落ちてきている場合はその事実を直視し「Aくんの行動に丁寧さや緻密さが欠けてきているいる」とか「営業成績を上げるだけではなく人間成長の場と考える」などの考えに至れるかどうかが「See⇒Think」では重要な点です。

SeeとThinkがしっかりと行われれば、Planは自ずとシンプルかつ容易にできるでしょう。
これまでの勘や経験、悪しき習慣に頼ることなく、現実的かつ効果的なPlanが立てられるはずです。
そうしてDoと同時にSeeも行うことで、従来のPDCAよりも小さく効果的にSTPDを日々のレベルでスピーディに回すことができるため、これまでよりもメンバーの成長の加速が増していくことと思います。

先入観を排除してのSee
じっくり分析してのThink

実はやっているようで忙しいマネージャーはあまりできていないかもしれません。
新年度を目前に控えての今の時期。
PDCAがうまく回っていないと思っているあなた。
SeeとThinkが抜けているからかもしれません。
上手にSeeとThink行うにはあなた自身の意識改革も必要ですね。先入観NGですから。
でもやってみる価値大だと思います。

私は断然、STPDお勧め派です。

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