かつての同僚のSさん。
ついに、ついに、夢が叶う時がやってきました。

一緒に働いていた時、彼女は総務系の仕事をしていましたが、その実、食やフラワーアレンジメントの仕事に専従したいとぼんやりと考えていました。
「一歩踏み出せば?」と勧めたことが何度かありましたが、「それで食べていけるとは思えないし、本当に『夢』なの。」といつも彼女は言っていました。

互いに職場を離れ、私は独立。彼女は食に関する仕事を何となくしながらも、安定した収入にはなかなか結び付かなかったようです。
彼女の言い分はいつもこうでした。
「この歳になって経験というか実績がないし、だから、いくら自分を売り込もうと思ってもなかなか難しい。でも、それなりにできるという自負はあるから、周囲の人には『私をうまく使ってよ』と言っているの。本当にうまく使われちゃって。でも、誰かのお役に立てているんだったらそれでいいかなと思って。」

プロ顔負けのお料理の腕前と食材に関する知識、それにフラワーアレンジメントの腕前。
何とか形にならないかなぁと思っていたのですが、ついに!ついに!彼女にお声がかかったのです!!

それは、彼女をうまく使ったと思っていた人が彼女の人柄と実力を高く評価して、大手百貨店にカフェを出店する話が、それも2店舗も、とんとん拍子に進み、おまけにお料理教室も開催できる運びになったのです。

マーベラス!!!

「降って湧いたような話で本当にびっくりなの!」と言うSさん。
しかし、これまでの彼女が行ってきたことや他人への接し方を考えた時、これは降って湧いた話ではなく、全くの必然だと私は思いました。

私利私欲に走らずコツコツと努力を続け、いつも一緒に働く人たちの笑顔を考え、傍にいる人たちが気持ちよくいられるよう気配りを行い、自分の知識やスキルを惜しむことなく与えてきた。
その結果、機が熟した今、彼女のために用意された必然がやってきたのだと思います。

努力は必ず実る! とは言いません。
しかし、努力は希望したモノとは別の形かもしれないけれど、必ず何らかの形で結果になるのだと思います。
ただし! そこには条件があります。
その努力は純粋な努力であること。
私利私欲にまみれ、ギトギトの我欲まみれの努力ではなく、その動機は限りなく純粋であること。
そうすれば必ず偶然と言う名の必然がやってくるのだと思います。

Sさん おめでとう! いよいよスタートラインだね。
人生掛けてがんばる! というその言葉。
私も120%の応援をさせてもらいますよ。

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