うちのメンバーにはリーダーシップあるやつが少ないんだよなぁ。

こんなボヤキともつかない話をよく耳にします。
果たしてこのマネージャーがリーダーシップについてどのように定義しているのかは不明ですが、今の一般的な職場においては「カリスマ性をもってグングンと周囲を引っ張っていく力」ではなく、「権限や役職に関係なく、互いに目標を共有し、自ら率先垂範すると同時に周囲をうまく巻き込みながら進んでいく力」が求められているように思います。
「自分が思いついたアイデアを発信」したり、「同僚や後輩を励まし」たり、「チームの雰囲気づくりに工夫」したり、そのような力も必要ですね。
「失敗しても何度も挑戦し続ける力」や「失敗や過ちを犯した個人を責めるのではなく、そこからチームに活かせる学びを得、全体に共有し、次へと繋がるように働きかけていく力」なども素晴らしいです。

こういう力は先天的に誰もがあるわけではなく、その気になった時からいくらでも育んでいくことができる力だと思います。
ところが、若手がこのような「リーダーシップ」を発揮すると、「生意気だ!」と眉間に皺を寄せる先輩や上司がいたりします。
異動や転職で新しくメンバーになったばかりの人が、いきなり何かを提案すると、「内情知らないくせに、なに、あの人!」と周囲から煙たがられたりして。
もちろん、「リーダーシップの発揮の仕方」には工夫が必要ですが、受け手側の狭量で相手を潰してしまっている場合もあるのです。
胸に手を当てて考えてみて、あなたはいかがですか?
私は過去に思い当たることが山ほどあります。

メンバーのリーダーシップがないと嘆く前に、自分がメンバーのリーダーシップを潰していないか、そもそもリーダーシップを発揮しやすいチーム作りを自らがちゃんと行っているかを振り返る必要があるのです。

チームやメンバーの足りない何かを嘆くのではなく、どんな場合も自らの襟を正し、その原因をマネージャーである自分の中から考えてみる。
私たちにはそのような習慣が何よりも求められるのだと思います。

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