人財=仕事力+人間力
だから、マネージャーが「メンバーを育てる=人財を育てる」とは、仕事のスキルアップだけを見るのではなく、人としての成長にも大いに関わることが必要ですね。
良い人財がいるチーム、会社というのは、仕事力と人間力の両方が結集された集団なのですから。
そしてそのためには、私たちマネージャーも、仕事ができるだけではなく、人としての成長を常に心がけ、自分自身の人間力を意識的に磨いていくことが必要なのですね。

マネージャー研修でこんなお話をさせていただくことがあります。
特に、EQ研修ではテッパンです。

たいていの場合、し~ん・・・・ と場は静まり、多くの人が下を向いてしまいます。

いきなりこの話をするのではなく、ここに至るまでの前段があるので、それを継いでの人財=仕事力+人間力が皆さんの心にとても響くのではないでしょうか。

「少しくらい性格悪くても、仕事できるヤツの方が僕はいいです。どんなに性格良くっても、仕事できない奴は面倒見きれませんから。」

かつて、こんな風に正面切って言っていたマネージャーさんがいました。
一年後にそのマネージャーさんに会った時、彼はこう言いました。
「あの時、尾藤さんが言っていた意味が分かりました。仕事ができるヤツで結果は出るけど、他のメンバーに悪影響が及んで、結局、チーム力は落ちてしまいました。結果が出てたから野放しにした僕がいけないんですけど。」

「そっかぁ。気がつけて良かったね。」
私はこんな風に答えます。
私自身、多少なりとも彼と同じように思っていた時期が決してなかったとは言えないので、彼がそう考えた頃の気持ちが分かるような気がするのです。

人財=仕事力+人間力

新入社員には新入社員の。中堅社員には中堅の。ベテランにはベテランの。管理職や経営者にはその役割の応じての。
それぞれの段階に応じて求められる仕事力と人間力があるのです。

真に「人財」を育てようと思うのであれば、知識やスキルだけを評価するのではなく、社員の人間力にももっと企業は目を向けるべきではないかと、しっかりとそれを評価すべきなのではないかと(実際、それを評価するのはとても難しい事ですが)、そして経営層自らの人間力をも常に磨く努力を惜しんでは決してならないと、そんな風に思うのでした。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です