若手リーダー研修の一環としてアクションラーニングを行いました。
その企業様ではご担当者様も含めて初めての体験。
「アクションラーニングとは何ぞや」という説明はそこそこに、というか、敢えて詳しく行わず、まずは体験していただき、「感じて」もらいました。
頭であれこれ考えて行うよりも、自由に楽しんで取り組んでいただきたかったからです。

私が担当したチームはまさに多様性の宝庫。
所属も性別も年齢層も様々。
おまけに、興味津々でご見学されていたご担当部長さんもお誘いして飛び入り参加していただきました。
管理職手前の若手リーダーの中に部長さんが一人。しかも管理部門の部長さん。
でも、私は心配していませんでした。
この部長さんならきっと大丈夫だし、このメンバーならきっと大丈夫。
そう思えたからです。

コーチとしてプログラムの全体を見ている時は、課題解決には全く関与せず、場の醸成とチームメンバーの学習促進にのみ注力します。
そんな時見えてくるのは、メンバー一人一人の強みと輝く可能性です。

Aさんはとても客観性があるな。思いのほか笑顔が素敵で、一見、クールに見えるけど、実はとてもホスピタリティに溢れている。
Bさんは論理的で洞察力も深い。自分世界しか受け入れないように見られがちだけど、さりげない一言で場をやわらげたりファーストペンギンになる勇気がある。
cさんは終始にこやかで、場の雰囲気づくりにとても貢献していた。新しく何かを発見するというところは苦手なようだけど、他人に向けられた話を聞いたり、他人に向けた質問をしている中で、それらを自らに置き換え学びに変えるその力は抜群で、思考も深く、その謙虚な取り組み姿勢が周囲に良い影響を与えている。

こんな感じです。

メンバー一人一人の強みと可能性を感じる時、私はとても幸せになります。
本当に人間って素晴らしいな! と思うからです。

彼らが特別に優れたエース人材ばかりが集まったグループというわけではありません。
しかし、本当に一人一人が輝いて見え、セッションの中では自然に強みを発揮し、セッション終了後、コーチである私から一人ひとりへのフィードバックを行った時、まだ自分でも気が付いていない強みや可能性を自ら自覚して、瞳を輝かせるその姿は、さらに私に喜びを与えてくれるのでした。

アクションラーニングは問題解決に取り組むプログラムですが、一人一人のリーダーシップを醸成したり、チーム力を高めたりということもできます。
コーチがしっかりとメンバーの強みと可能性を発見し、適切なフィードアックを行うとき、メンバーのリーダーシップ力の育成のみならず、人としての成長を間違いなく後押しできるのです。

来週以降もアクションラーニングプログラムがしばらく続きます。
今度はどんな可能性を持つ人たちとセッションができるんだろう。
今から楽しみで仕方がありません。

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