あろうことか人生初! JAFにお世話になってしまいました。
しかもその理由が情けないというか、カッコ悪い。燃料切れなのです。
言い訳すると、東京から実家の愛媛まで車で帰省中、お盆の果てしない渋滞&目の前で起きた事故&突然の豪雨などで運転も疲れ果て、ナビが示す迂回ルートの高速を走ったところ、長距離間給油エリアがなく(その表示を見落としてしまったようです)、ついに燃料ランプは点滅してしまい、それでも給油可能なSAまでは70km以上あり、路上でガス欠になるのだけは避けたいと思い、ギリギリ最寄りのSAに車を滑り込ませたわけなのです。

今日の話のメインは私に燃料を届けてくれたJAFのサービスマンのおじさんです。
応急で10Lのガソリンを車に入れた後、おじさんからアドバイスを受けました。

「次のSAまでまだだいぶあります。10Lで普通は問題ないですが、この猛暑でエアコンがんがんに入れるでしょうし、この高速は片側一車線の対面なので前が詰まったらスピード出せず、おまけに登りが続くので、燃料消費結構するんです。だから、SAまで走るんじゃなくて、次のICで一旦降りて、近くのスタンドで満タンにした方がいいですよ。」

なるほど。確かにガソリンの減りがいつもより早いようだし、もう、こんな思いはしたくないと思い、おじさんのアドバイスに従おうと思いました。
しかし、土地勘のない場所でICの近くでスタンドを探すと言っても・・・ と一瞬躊躇した私の心を察したのか、おじさんは続けてこう言いました。
「良かったら先導しますよ。」

「え?いいんですか?ありがとうございます!助かります!」
思わずそう言ってしまってから、私は考えました。
JAFの車は次のICで降りるのは、もともとの帰路ルートなのかしら?
そしてストレートに質問してみました。
すると、おじさんがこう言ったのです。

「違います。けど、気にしなくていいです。私たちの仕事は、お客様が安全に目的地へ向かうお手伝いをすることですから。」

この言葉を聞いて、暑さのせいなのか、感動のせいなのかわかりませんが、涙が出そうになってしまいました。
このおじさんは、単にガソリン10Ⅼを運んできたのではなく、ちゃんと自分のミッションを胸に持っていて、それを自然に実践しようとしているんだ。
そして、そういう姿は相手の心を打つだけの熱く清らかなパワーがあるんだと。

私史上最長所要時間がかかり、JAFにお世話になるという、ちょっぴり恥ずかしい体験をした帰省往路ですが、これもこのおじさんに出会い、ミッションを胸に誠実に取り組む姿を目の当たりにするためだったのかもしれないと思うと、貴重な体験だと思えるのですから全く不思議なものです。

あなたは何のために仕事をしていますか?
ミッションを常に胸に抱いて取り組んでいますか?

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