関係性が自然と疎遠になってしまった場合や自分から距離をおいた人にはその後のことをさほど気にしないのに、自分に距離をおかれてしまった相手に対しては「何か悪いことしたかなぁ」「どうしてだろう・・・」などと気を揉んでしまいます。

思い当たることはないのに・・・。
何か気が付かずに気に障ることをしたり言ったりしたのかな・・・。

私にもかつて一緒に仕事をさせていただいたビジネスパートナーや転職or退職したメンバーから突然連絡が遮断されてしまった経験があります。
思い切りが悪い私はあれやこれやと考え、思い悩み、自分の言動を省みて気に病みます。

そんな時、ある人からこんな事を言われました。
「それはね、お互いの関係性が互いに成長にもたらす有効期間が終了したのよ。」

関係性の有効期間?

ずっとずっと変わらずに続く関係性の相手はそう多くはいません。
ケンカ別れしたわけでなくても、子供の頃仲良く遊んだ友達や青春時代に共に泣き笑いした親友とも、互いの進路が変われば何時しか疎遠になり、やがてお互いに何をしているかも分からなくなってしまうこともあります。
恩師や先輩も同じこと。
突然に自分から関係性を絶った場合、そこにまつわる感情は置いておいて、その相手とはもう関わる必要がなくなったと判断したから関係性を絶つのですよね。

相手から突然に絶たれた場合、予想外であればショックなのは当然ですが、「ああ、お互いの有効期間が終わったんだな」とシンプルに捉えるのです。

「えぇぇぇぇ。そんなの無理!」

最初は私もそう思いました。

「成長の次のスッテプに踏み出す時が来たから、新たな出会いや新たな人との関係性がまたやってくる。有効期間満了は成長の次のステップへのサインなんだよ。」

そんな風に言われ、何となく分かった気がしました。
これまでの自分を振り返った時、確かに「その時々」において関わる大切な人たちがいて、とても互いに影響し合って、しかし、そのステージが終わり、次に向かう時には新たな人との関係性が密になっています。
自分から関係性を絶った場合、あれやこれやの感情とは別に、心の中では「今の状況は卒業」という思いがあります。
それはすなわち、「次のステップ」へ自ら踏み出そうとしているのに他ありません。

もちろん、自分の言動が相手の心を傷つけてしまい、それが原因で避けてられてしまった場合には、自らを深く反省しなければいけません。
しかし、そのような心当たりがないのに自分の周りから人が離れていく場合には、
「ああ、お互いに次のスッテプへ行くサインなんだ」と前向きに捉えましょう。

その時、こちらから関係性を絶った相手にも、関係性を絶たれてしまった相手にも、感謝の気持ちを忘れずにいたいですね。
だって、その人達がいたからこそ次のスッテプを踏み出すことができるのですから。

関係性の有効期間。
なかなか面白い考え方だと思いませんか?

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