上司やメンバー、家族や友人から何かを言われた時に、「カチン!」と頭にきたことがあると思います。
(生まれてこのかた、そんな経験は全く一度もないという人は拝んでみたい・・・)

では、なぜ「カチン!」とくるのでしょうか?

あなたに言われたくないんですけど!
その偉そうな物言いが頭にくる!
自分のこと棚に上げて人に言わないで!
言われなくてもわかってるわよ!

色々理由はあるでしょうが・・・

そう!その通り。
言われなくてもわかっている。
または顕在意識にはなくても潜在意識では感じてる。
そして、それは決してあなたにとってポジティブなことではない。
このポジティブではないことが、あなたにとってどうでも良い事だったら、あなたは気にしないはずです。
どうでも良くないから引っかかっていて、だから、それを言葉として目の前に突きつけられたとき、カチン!と頭のテッペンに響いてしまうのです。

つまり・・・
カチン!を呼び起こした相手は、あなたにそのポジティブではないことを気づかせてくれた相手なのです。

かつての同僚に、ひどい言葉を浴びせられたことがありました。
「コミュニケーションが大切だと仕事で人に伝えていながら、全然嘘っぱちじゃないか。私がどんなに悔しい思いをしたか、知らないでしょう!」
鬼の形相でこう言われたのですが、私の心には何も響きませんでした。
それは、私がそう思っていなかったから。
しかし、次に続いた言葉は私の心に突き刺さりました。
「Aさんの件だって、本当に可哀想でしたよね。もっと他に言いようがあったんじゃないですか?!」
言葉の主に対してのエクスキューズは全く感じていませんでした。それは私の問題ではなくて、彼の問題だと思っていたからです。
しかし、Aさんの件に対しては心の憶測に申し訳なかったという思いがあったため、この時の言葉はしばらくの間、私を苦しめました。
Aさんのことは、私の中では蓋をしていたのですが、それを思い起こされ、苦しんだのです。

しかし、こう思うことにしました。
気づかせてくれてありがとう。
私が問題から目を背けないようにしてくれてありがとう。

カチン!とくるのはあなたの問題である紛れもない証拠です。
だとしたら、言葉の主を好きかどうかは別として、カチン!ときてしまった感情を丸く収めることは難しかったとして、そのカチン!の主は、大切な事に気づかせてくれる人であることには間違いないのです。
だとしたら、腹は立つけど、悔しいかもしれないけど、「ありがとう」なのかもしれません。

カチン!ときたとき、その相手を憎んだり恨んだりするのではなく、カチンの理由を考え、「イタタ。そこに気がつかせてくれたのね。イタイけど、ありがとうね。」と思えたなら、こちらもスゴイ成長だと思います。

カチン! ⇒ 言った相手を嫌い!
ではなく、
カチン! ⇒ おぉぉぉ! 感謝!

こんな思考を持てる大きな人間になりたいものです。

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