人生の師と仰ぐ北川八郎先生の下に集う仲間たちと共に、3日間の断食会に参加してきました。
私が断食会に参加するのはこれで3回目。
それ以外にも腸内環境リセットのために一人でプチ断食は行いますが、この断食会は普通の断食とはちょっと違う、先生曰く「日本で一番厳しい断食」なのです。

目的をダイエットとか、綺麗になるためとか、そういうところに置いた場合には、おそらく失敗してしまう。
というか、耐えられないかもしれません。
あくまでも「自分と向き合う」ことのみを目的とするその内容は、自分一人で行うにはだいぶハードルが高いのです。

開始3日前から減食を行い、普段の7割ほどの食事に抑えます。
動物性のモノ、アルコールはNG。
つまり、この期間はビーガンで。
もちろんタバコもダメです。
前日の夜はできれば食べずにいます。

断食中の3日間、口にして良いのは水だけです。
食べ物はおろか、お茶やジュース類も一切NGです。
期間中はテレビは見ない。
パソコンやスマホなどからのSNSとも可能な限り離れ、ゆったりと自分を見つめる時間を持ちます。

普段、肉食や脂っぽい食事、飲酒が多い人、ファストフードやコンビニ食などをはじめとした食品添加物等を多く含むモノをたくさん食べている人、日常のストレスが大きい人などは、この間、様々な体調の異変が生じます。

頭痛。吐き気。耐えられないほどの睡魔。
私たちが「なまこ状態」と呼ぶ、どうにも体を動かすことができないだるくて辛い、恐ろしいほどの倦怠感。

初めて参加した時は、私も頭痛と睡魔に悩まされましたが、今では食べていないためエネルギー切れしているダルさがあるだけで、他は全く問題なしの元気でいることができました。

人によって空腹感と戦う度合いや時間の長さが異なります。
2日目になっても腸がグルグルといい、食べ物のことが頭から離れない人もいます。
私は毎回、1日目の夜にはほぼ、空腹感は乗越えた状態になっています。

3日間 計10食の断食期間が終わると、次の3日間は復食期間です。
1日目は3食ともおもゆ。
2日目は薄い野菜の味噌汁。
3日目はおかゆ。
復食期間終了後も4日間ほどは、脂もの、油もの、味の濃いもの、アルコールは禁止。
タバコは論外です。

これらトータル9日間をやり遂げて初めて「断食終了」と捉えます。
ただ3日間だけ食べないでいるとは訳が違うのです。

初めて参加する人は体調異変に戸惑ったり、あまりの辛さに涙ぐむ人もいます。
私のように何度も経験している人でも、「今回はキツイ」と言う人もいます。
そんな、自分ではどうにもならない状態に陥りながらも、自分の「今」をしっかりと見つめ、その状態をしっかりと味わいます。
実にみっともない、情けない状態を人前に晒すことも恥とせず、その状態に居合わせた人もそれを格好悪いことと受け取らず、互いに励まし合い、労わり合い、言葉はなくても共にいることで他者から発せられるエネルギーから勇気をもらい、元気づけられ、そうやって全員が協力するともなく互いに協力をしあって、最も厳しい断食3日間を乗越えます。

・一人なら絶対無理だったけど、皆さんに助けられた。
・すごく苦しい中で、生まれて初めて自分自身とちゃんと向き合った。
・60歳を過ぎた方でも「自分を良い方向へ変えよう」と頑張っておられるのを見て、自分はまだまだだと思った。
・同じことに向かっている仲間、一人一人はそれぞれでも、一緒にいるだけで得られるそのエネルギーの大きさに驚いた。
・「気」とか「気力」とか言うけど、本当に目に見えない力が自分を勇気づけるし、相手を勇気づけることもできることが分かった。
・自分をごまかさないということがどれだけ大変か、大切かを学んだ。
・途中で投げ出さない、やりきる勇気をもらった。

参加者からはこんな感想が出てきます。
初参加で見事に「なまこ」になり、期間中ずっと苦しんでいた人でも、最終日には「また参加したい」と笑顔で感想を述べるそこからは、「場の力」「みんなの力」という「目には見えない不思議な力」を感じずにはいられません。

今回参加して、私が得た気づきは
① 一生懸命であることの素晴らしさ(うまくやることよりも、純粋で一生懸命な方が人の心を打つ)
② 自分自身の弱さと向き合ことができた
の2つです。

この2つは、おそらく一人で行っても得られない気づきであり、皆で集い共に実施したからこその得られた気づきだと思っています、

皆んなでならできる
皆んなでだから気づける

だから「良きチーム」とは素晴らしい、何としてでも創り上げたいと思うのでした。

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