「出来上がりはいつ頃でしょうか?」

「来月25日頃です。」

こんな会話をしてその25日を過ぎましたが、お店から出来上がりの連絡がありません。
気になってその店に電話をして問い合わせてみました。

「すみません。少し遅れていました、あと2-3日で出来上がってきますので。」

「そうですか、それでは週末に取りに伺います。」

「いえ、週末では早すぎますので。」

「??? 2-3日で出来上がってくるんですよね?」

「ええ。ですから、それからこちらでの作業がありますし、それに時間がかかりますので。」

「あのぉ・・・。出来上がりというのは、商品の出来上がり、つまり、私が引き取り出来る完成形ではないんですか?」

「ああ、はい。違います。出来上がりとは、私共の店に出来上がってくることで、お客様へはさらに後になります。」

「・・・・・」

何とも笑うに笑えない話です。
創業〇〇年の老舗店のご主人との会話です。
とても人当たりがよく、感じの良い方なのですが・・・
ムッとしても仕方がないので、冷静になって「引き取り可能日」を確認し、電話を切った私です。

とても分かりやすい例なのですが、こういうこと、たくさんあると思います。
つまり、「こちら側の言葉」で説明をし、お客様にはご理解いただけていないということ。

日常使いの業界用語。慣習になっている自分たちにだけ通じる言葉。
こちらには当たり前の話でも、お客様には全く違う理解になっているということがよくあります。

いえ、そこに気が付けばいいのですが、気がつかないままだと私のような「???」の状態を招いてしまいます。

自分たちの言葉に偏っていませんか?
誰もに通じる、小学生や幼稚園の事にも理解ができるわかりやすい言葉での説明を心がけていますか?

言葉は生き物。
気をつけたいものですね。

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