「頑張ってるんですが上手くいかないんです。」

こんな言葉をよく聞きます。

以前の私なら、「頑張り方が悪いんじゃないの???」と冷たく言い放ったことでしょう。今の私はたいていの場合は次のように尋ねます。「どんな風に頑張ってるの?」

これは、「質問の仕方」の話ではありません。私が聞きたいのは、「そもそも、どういう『気持ち』で頑張ってるの?」と言うことです。

 

頑張るとはどういうことでしょうか?

努力すること? がむしゃらに突き進むこと? 何パーセント努力して、何パーセントがむしゃらだったら「頑張った」て言えるの?

当然、100%努力して、100%がむしゃらということです。「80%くらいです」という人。「じゃあ、20%の余力があるんだよね。話にならん。」となります。

 

でも、本当に問いたいのはそこではありません。

どんな気持ちで頑張ってるの? 今より少しでも、1ミリでも良くなろう、上を目指そうと思ってる? どうせダメかもしれない。自分なんか、と思っていない?

頑張るというのは何かしら望む結果を手に入れたいから頑張るのです。なのに、「今よりよくなろう」という意識がなく、「ダメかもしれない」「自分なんか」という考えの人は、まずもって結果は出ないでしょう。厳しいようですが、頑張ってる自分に酔っているだけではないでしょうか。

私自身、「とにかく良くなりたい」と心から願って努力しているときは、何らかの結果は出たものですが、「ダメかもしれない」と心の中で思っているときには、努力自体も100%に足りていなかったと思いますし、結果も望ましいものではありませんでした。「今より上を。少しでも良くなろう」という意識が強かったときは、自分が取るべき行動についてもしっかりと考え、無意味な猪突猛進もありませんでした。自分の成長を願う強い気持ちで頭をしっかりと使い、それに基づいて体を動かす。心・頭・体の3つを100%使っていたのです。

 

いくら頑張っても結果が出ない人は、「今よりよくなろう」「1ミリでも成長しよう」という気持ちが欠けていて、ただ物理的に体を動かしているだけなのではないでしょうか。向上心のない努力は実を結びません。

「頑張ってるんだけど結果が出ない」という人は、行動面(体)だけを振り返るのではなく、そもそもの向上心(心)と方法や考え方(頭)をしっかりと見つめ直してみることが必要かもしれません。

 

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