四半世紀ぶりに再会した友人。
20年にわたる海外生活を終えて日本で暮らす決意をした彼女はとても力強く清々しくもありました。

日本人であること、アジア人であること、白人ではないということでバカにされたり嫌な思いをしたり、海外生活ではそれは当たり前にあり、20年の生活の中でそれがなくなることはなかった。
その中で学んだことは、「自分は決して同じことはしない」ということ。
悔しい思い、悲しい思い、やるせない思い、怒りや苛立ち、様々な思いを味わった。
だからこそ自分は他人にそのような思いはさせない。

そう語る彼女の言葉はとても力強く、綺麗ごとではなく、心からの思いが溢れ出ていました。
「他人が嫌ることをしてはいけない」「差別はいけない」
子供でもわかる当たり前のことですが、私たちは自分に都合の良い言い訳をして誰かを傷つけたり差別、ハラスメントをしてしまったりということがあります。
自身の体験から多くを学び、それを実生活で実践している彼女は、大変な倍率を潜り抜けて日本での職を手に入れました。

その面接の際に面接官からこんな質問があったそうです。
「〇〇や△△という状況で本当に大変なんだよ。大丈夫?」
苦笑いする彼女に、複数いる面接官の中の責任者に当たる方がおっしゃったそうです。
「大丈夫だよ。経験が違うもの。そして経験を学びとして、知恵として、実践しているもの。」

私たちは日常において、日々、山ほどの経験をしています。
良い事も悪い事も楽しい事も辛い事も。
そんなたくさんの経験をただ経験で終わらせてしまうか、学び変えて行動に移していくかで人としての厚みが変わってくるのでしょう。

良い友人を持てて私は幸せだ!
心からそう思いましたし、彼女を採用した就職先に対しても「見る目があるよ!きっと良いところなんだな」と思ったのでした。

2019年02月25日

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