社会人になった頃から「口が過ぎる」「ちょっとは遠慮して」「生意気だ」と言われ続けたせいか、また、様々な苦い経験を踏まえ、いつの頃からか、周囲の空気を読みすぎて本当の気持ちをあまり語らなくなった気がします。

そんな私が昨日、意を決して意思表明しました。
それは、20人ほどの多様な仲間が集まる勉強会で次回テーマを決める時のこと。
複数提示されたテーマに対して、〇(希望する) △(どちらでも良い) ×(希望しない)をそれぞれがつけ、それによって判断するというものです。
既に半数以上の人たちがネット掲示板に意思表明をしていますが、〇と△ばかりで×はひとつもありません。
私の希望はと言うと、〇と×とにはっきりと別れ、△というものはありません。
勉強会は自由参加、テーマ決定も都度自由なので、希望しないものがテーマになった時は欠席かな、とさえ思いました。

当たり障りのないように〇と△をつけようかと思いました。
×をつけるのは、その項目に〇をつけている人に対して気兼ねだし、いつも頑張って意見出し&取りまとめをしてくれているNさんにも申し訳ない気がしたのです。

けれど、そうすることに何かが引っ掛かりました。
そして悩んで、悩んで、悩んで・・・・
ここでこのノームに準ずる必要はあるのか、空気を読む必要はないのではと思い、△は一つもつけずに〇と×だけをつけました。
(ノームについては、こんなブログも書きました。)
コメント欄には「×をつけるのはとても勇気が必要でしたが、正直に記載しました」と添えました。

夜、お世話役のNさんからダイレクトメッセージが届きました。
恐る恐る開いてみると、そこにはこんな風に書かれていました。
「コメント欄を見て、お礼を言いたくて。感謝です。本当のことが分からないと私自身成長がないので。ありがとうございました。」

あぁぁぁ。
Nさんの懐の深さ、学ぶ姿勢の尊さといったらなんと素晴らしいのでしょう。

一生懸命世話役しているのにオブジェクション?
×のテーマだったら参加しないとかってワガママじゃない?
空気読まない自分勝手だよね。

そんな風に思われるんじゃないかとほんの少しでも思っていた自分が恥ずかしくてたまらなくなりました。

もちろん状況によって、その場の空気を壊してはならない時もあるでしょう。
しかし、それと自分の意見や考えを言わずに我慢したり自分を押し殺すのはいかがなものでしょう。
△(どちらでも良い)とあいまいにするのは、一生懸命提案して勉強会を良いものにしようとしてくれているNさんに対して、かえって失礼なのだと思いました。

仮に勉強会のテーマが×をつけたものになったとしても、出席しようと思い直しました。
希望テーマでなかったとしても、Nさんのようなスタンスの仲間と過ごす時間には、きっと他にも学べることがたくさんあるに違いないと感じられるからです。

空気を読まなくてもいいんです。
ノームを壊してもいいんです。
Noと言ってもいいんです。
大切なことは、相手を傷つけることなく自分の気持ちを伝えること。
そのための「適切な時」と「伝え方」を配慮さえすればいいんです。

あなたは空気を読んで自分の気持ち・考えを押し殺していませんか?
あなたのメンバーはどうですか?
誰もが自由に空気を気にせず発言できるチームになるためには、何が必要ですか?

2019年03月06日

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