社内で売り上げ順位を競ったり、営業部門間やメンバー間、同業他社間で様々なことを比べては勝っている、負けていると一喜一憂したり。
長い社会人生活の間で当たり前のこととしてやってきたこれらのこと。
今では大きな疑問を抱いています。

何のために競うのか? 何のために比べるのか?

この答えを出すには、「そもそも」に立ち返る必要があります。
つまり、「そもそも何のための仕事なのか?」「そもそもあなたの会社は何をしているのか?」
ということです。

お客様の笑顔が究極の目的であるならば、目指すところはそこであり、他者(社)と比べて勝った負けたは不要なことです。
相手もお客様の笑顔を目的としていたとしても、他者(社)と競うのではなく、あくまでも見るべき相手はお客様。
いかにお客様に喜んでいただけるか、満足いただけるのか、お客様が望むものは何なのかに意識を向けるべきであり、相手との競争にエネルギーを費やすなどナンセンスに他ありません。

ところが社内で営業ランキングをつけて営業マン同士、部署同志を競わせたり、誰かと比べてまだまだお前は足りないとお尻を叩いたりしているマネジメントがまだまだ多いことはとても残念に思います。

売り上げはお客様から評価を頂いた結果です。
しかし、お客様の究極の満足を目的としているからと言って、それが必ずしも売上げ一番を目指していることとイコールとは限りません。
目指す満足の中身にも色々とあり、それが一概に売上げ一番に直結するとは限らないからです。

育成も同じです。
メンバーやチームを育てるのに、メンバー同士競わせたり、メンバー同士を比べたり、それらは不要なことと考えます。
Aさんはとびっきりの笑顔でお客様に安心感を与えることができる、Bさんはフットワークの良さでお客様に安心感を与えることができるなど、例えば「お客様への安心感」という一つのキーワードを取っても、一人ひとりの強み、特徴に応じてそれぞれにスッテプアップしていけるよう、その手伝いをしていけば良いのです。

メンバーを育てるには競わせない、比べない。
そう言うと、「えぇぇぇ~!」と大きなオブジェクションを頂きそうです。
しかし、今の私は大きな声でハッキリと言うことができます。
今の時代だからこそ、より一層、競わせず、比べず、一人一人に応じてしっかりとストレッチしていく、きめ細かいマネジメント・育成が求められるのだと思います。

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