色々に 咲きかはりけり おなじ種 まきて育てし 撫子の花

これは明治天皇の御製です。
(恥ずかしながら知りませんでした・・・)

同じ種から蒔いて同じように育てた撫子の花だけど、同じ撫子でも色や姿が様々な花が咲いてしまったな。

意味としてはこんな風だと思います。

全く同じ撫子を育てようと思っても、そもそも持っている才能・能力・特徴・資質などが違うのですからクローンでもない限りは無理な話です。
花に限ったことではありません。
ましてや人の育成についてはなおさらです。

にもかかわらず、子育てしかり、企業や組織での育成しかり、育てる側は意識してかしないかは別として、同じように育てたのに同じように育たなかったと嘆いたり落胆したりということがよく見受けられます。
(私の母はその典型でした・・・)

同じ花が咲くわけはないのです。
それぞれ異なる花でいいのです。
だからこそ面白い。
だからこそ素晴らしい。

あなたはあなたのままで素晴らしい。
そんな風に思ってもらえたら、育てられる側のエネルギーは、きっと物凄く満たされ、より一層素晴らしいその人らしい花が咲く事でしょう。

他人と自分とを比べて悲しんだり落ち込む必要はないし、なぜあの子のようにならないんだろうと育てる側がイラつく必要もありません。

あなたはあなたのままで素晴らしい。
彼(彼女)は彼(彼女)のままで素晴らしい。
色々に 咲きかはりけり おなじ種 まきて育てし 撫子の花

2019年05月25日

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