父を病院へ連れて行く日、なぜか私はとても睡魔に襲われていて自分での運転に不安を感じたためタクシーを予約しました。
予約時間の10分前にはマンション前に到着していたタクシー。
「うんうん、私の好きな〇〇タクシーだけあるな」
と心の中で思った次の瞬間、残念な光景を目にしてしまいました。
まだ時間には早いと思ったのか、運転手さんが車から出てきてタバコをプカプカと始めたのです。
車は禁煙車なので、車外に出て吸う分には間違いではありません。
けどねぇ・・・

運転手さんは私に気づくと慌ててタバコの火を消しました。
「あ!尾藤様ですか?」
思わず苦笑いしたものの、私の不安は的中しました。
父と一緒に乗り込んだタクシーにはタバコの臭いがプーンと臭ったのです。
綺麗に清掃が行き届いた車内だから余計に運転手さんの体についていしまったタバコの煙の臭いが際立ったのでしょう。

「なんか、変なにおいするねぇ。」
臭いに敏感な父も気がついたようでした。

運転手さんに禁煙をお願いしようとは思いません。
しかし、今回私が目にした行動は、私が大好きな〇〇タクシーなだけに、一層残念に感じました。
「禁煙車」の意味が正しく伝わっていないのかな。
「真の禁煙車」ってどう理解しているのかな。
〇〇タクシーは、プロフェッショナルじゃなくなったのかな。
そう思ったりもしました。

たまたまこれはタクシーの話ですが、世の中、これに似た話は山ほどあります。
例えば・・・
美容院で待ち時間の間にサービスで出してくれる飲み物。いつもホットコーヒーを頼む私に「お飲み物はホットコーヒーのブラックでいいですか?」と聞かれ、「今日はカモミールにしようと思っていた・・・」と言い出せなかったこと。

例えば・・・
研修会場で居眠りをしている参加者。みんなもそれに気づいている。
講師があからさまに起こすこともできるし、違う方法で起こすこともできるし、そのままにしておくこともできる。
「居眠り=悪」 とするのではなく、その時々に応じた対応があっても良いと思うのだけど・・・

何か行動するとき、その表層的な面だけを理解して行動するのではなく、その真の意味を深く考えて行動することこそが、その真価に繋がるのだと思います。
ちょっと残念だった禁煙車。
けれども改めて考える機会をもらったのだと考えれば、その運転手さんにも〇〇タクシーにも感謝なのかもしれません。

昔の私だったら眉間に皺寄せて文句言ってるんだろうな~
そんなことを思いながら「すべての事に学びと気づきがある」を感じたタクシー乗車でした。

2019年05月29日

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