近所の公園のグランドは、平日15時以降は子供たちに開放されるのですが、今日はいくつかの少年サッカーチームが練習に励んでいました。
子供たちの元気な声。見守る保護者の姿。
いつもの光景ですが、今日は一人のコーチに見入って、いえ、聞き入ってしまいました。

「いいぞ!ユウヤ!今、どうだった?」
「ドリブルがダメだった」
「どうダメだった?」
「遅かった」
「ボールと走るのとどっちが早い?」
「ボール」
「じゃあ、どうすればいい?」
「ボールをもっと蹴る」
「そうだ! じゃあ、次やってみて」

「リナ!そうだ、そうだ!負けるな!さっきよりずっといいぞ!」
「リナ、さっきと今と、何が違った?」
「・・・。わかんない・・・」
「ケンタ、見ててどうだった?」
「リナの顔が起きてた」
「そうだ!リナ! ちゃんと前見てボールを追ってたぞ!良くなってる!その調子だ!」
「うん!」

子供たちは恐らく小学校1-3年生くらいの小さな子供たち。
コーチは30代前半くらいでしょうか。

常に元気に大きな声で子供たちに声をかけ続けるこのコーチ。
子供たちは皆、真剣な眼差しの中にサッカーが楽しい、できるようになっていることが楽しいという喜びが感じられ、イキイキしています。

「そうじゃないだろう!もっと走れ!」
などと、ダメ出しオンリー、指示だしオンリーのコーチの声も他からは聞こえてきます。
しかし、このコーチは常に子供たちに前向きな質問をし、考えさせ、当事者が答えに窮したら別の子どもに質問を振り、一人の問題も全員の問題として考え、ジブンゴトに置き換えるということを自然にやっているのです。

このコーチ、きっとコーチングを勉強したことあるのかも。
それに、抜群のペップトーク。
こんなコーチに指導されたら子供たちはどんどん成長するでしょうし、何よりも前向きに自分の頭で考えることができる自律的な子供になるんだろうなと感じました。

このコーチだったら職場でもきっと良いリーダーに違いありません。
相手の成長を心から願い、愛情たっぷりに応援している姿はその言葉や振舞いからも明らかですし、気持ちだけでなく、関わり方も抜群に上手いのですから、みんなヤル気度アップ、成長度アップに自然となっていくに違いありません。

やっぱり肝は、「愛+適切な関わり方」ですね。
素敵な光景を見せてくれた子供たちとコーチに心の中で「ありがとう!」を言いながら公園を後にしたのでした。

2019年06月22日

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