どんなチームを作りたいですか?
どんなマネージャーになりたいですか?
どんな困難が予想されますか?
どんな反応が起こると思いますか?

ワークショップで参加者の皆さんに私から投げかけるHowの質問。
「できるだけ具体的に考えてください。記載してください。」
という私からのリクエストに
「具体的ですよ。これじゃあダメですか?」
とちょっと不満げにお返事をいただくこともあるのですが、
「もっと具体的に。例えば、〇〇の場合はどうですか?」
などと私は更に突っ込んで考えていただくよう質問を続けます。

「そんな、これ以上は想像できないですよ。」
とギブアップの声も時に上がりますが、それでも私は容赦なく質問を続けます。
何故なら、それくらい「具体的」であることが重要だからです。

小惑星リュウグウへの2度の着陸に成功したはやぶさ2。
2度目のタッチダウンへの挑戦は危険すぎる。失敗すれば地球への帰還ができなくなるかもしれない。
そんな葛藤を乗越えたのは、10万通りのシミュレーションに1度も失敗がなかったということだそうです。
10万通りのシミュレーション。
「これでもかというくらいに意地悪な予測をした」とのインタビューもありました。

この話を聞いた時、「具体的にイメージする」ことがいかに大切かを痛感しました。
想定外とか予測不能とかというのは、結局のところ言い訳に過ぎず、イメージが足りないだけ、取組み姿勢の本気度の問題なのだとさえ思いました。
具体的にイメージするからあらかじめネガティブなことへの予測への対応準備が可能です。
具体的にイメージするから突然の出来事さえも事前の想定の範囲内で落ち着いて対応が可能です。
スポーツ選手がイメージトレーニングをとても大切にしますが、それも良い事だけではなくネガティブな場面に遭遇した場合においても慌てることなくどう対応するかを予め想定しトレーニングするとのことです。
そんなこんなを考えると、私達ビジネスパーソンは具体的にイメージすることをもう少し多く行っても良いのではないかと思うのです。

私の突っ込みに半ば悲鳴を上げながらも、苦慮しながら質問に答えた結果のノートを見る参加者の皆さんの表情は、皆一様に満足気でこれから臨む未来に対しての不安や戸惑いが拭い去られているようにさえ感じます。
具体的にイメージする。
できるだけ具体的に、とことん具体的にイメージする。
そうすることは結局のところ、成功への道筋を自ら描き向かうための最善の方法なのかもしれません。

2019年07月17日

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