右脳派だとか左脳派だとか、そんな風に考えることが以前はとても嫌でした。「なんでもいいじゃない。だから何よ!」と思っていたのです。

しかし、この頃は違います。自分が右脳派なのか左脳派なのかをしっかりと見極め、苦手な方のトレーニングを積むことが特にマネージャーには必要だと痛感しています。

 

私はスーパー右脳です。場の空気を察知する、違和感を感じる、というような事には殆ど苦労がありません。むしろ敏感すぎるくらいです。物事をイメージでとらえイメージでアウトプットします。面白そうだからやってみよう。なんか違う気がするからやめた。そこに理屈はあまり必要ありません。

私と一緒にいる左脳派メンバーは大変です。私が感じる空気感を言語化するときは「なんか灰色な感じ」「ふわっとでいいからやっといて」「報告書、文字多くない方が助かる」などと普通に言ってしまうのでチンプンカンプンのようです。

それよりももっと困るのは、「尾藤さんがそう感じたのはなぜですか?」「尾藤さんがそうしようと決めた理由はどこですか?」と質問を受けた時、論理的の答えることが非常に難しいからです。

「どうしてと聞かれてもねぇ。そう感じたから。う~ん、わからん。勘かな?」

これではメンバーを育成することができません。だって、少ないながらに持っている私の成功体験ややり方を分かりやすく言語化して伝えることができないため、いわゆる、伝授することができないのです。「ごめんね。説明難しい。見て勝手に盗んで。わからなかったら聞いて。」何とも情けない限りです。

さらに、大きな決定ごとを告げるとき、その理由が論理性に欠けてしまうと、メンバーの納得を得ることが難しく、ややもすると強引な説得になってしまったり、説明が面倒くさくなってしまったりするのです。

これも全ては右脳がなせる業なのです。

 

一方、かつて私が一緒に仕事をした仲間でスーパー左脳の同僚がいました。ノートの文字は上から下までびっしりと。すべてにおいて理論的。私が説明できないことも、まるで学術書を読むかのようにスラスラと。ただ、彼は場の空気やチームに発生する違和感を殆ど感じることができずにいつも困っていました。

「おまえ、なんで空気おかしいって、思うの?」

「え?感じるから。だって、よどんでるじゃない。」

「え?俺、全く感じない・・・・」

場の雰囲気に疎く、チームの感情を読み取ることが難しい彼は、チーム運営にとても苦労していました。

 

今、私は、あらゆることを言語化するトレーニングを自らに課しています。苦手だからと言っていてはマネジメントに支障があるからです。右脳的説明だけではお客様にインフィニティをご理解いただくことはできないですし、もちろん受講者様にお伝えできることが限られています。メンバーもしかりです。

できるならば、右脳派さんには右脳的に、左脳派さんには左脳的に、それぞれの方が受け取りやすいアウトプットをできるのがベストだと考えています。

「場の空気を醸成する」「違和感を感じる」「目に見えないコトに敏感になる」これらはチーム運営に欠かせないエッセンスですので、右脳もさらに磨いていきたいと思っています。

 

もし、私のブログを読んでくださっている方がこれまでに「なんか表現が抽象的でわかりづらいなぁ」と感じていらっしゃったなら、スーパー右脳の私が左脳トレーニング中だから仕方ないか、とお許しいただけましたら幸いでございます。

 

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