今から20年以上も前、自宅マンションの住宅ローンを組んだ際に担当してくださった銀行員さんが、なんと! 頭取になっていらっしゃいました。
最初、そのことを聞いた時に、私は我が耳を疑いました。
「え? それ同性同名の人違いじゃない? あの人? うっそぉぉぉぉぉ~」

本当に心の底から驚いた、ビックリしたというのはこういうことを言うのでしょう。
暫くの間は信じることができませんでした。

私がお世話になったその頃は、お互いに若かったということもありますが、私はかなりのバリバリブラック全開時代。
仕事にも収入にも生活全般にもそれなりに自信があり、いわゆる「嫌なヤツマックス状態」だったと思います。
かたや未来の頭取さんは、どちらかと言うと誠実で人の良い、キレ者とは言い難い、「良い人だけど仕事はちょっとね」的な方でした。(ごめんなさい。そう感じたというか・・・)
その人が頭取になったのです。
地方銀行とはいえ、そんなことがあるのかと、私が知っている一般的な「銀行とは」というイメージはガタガタと崩れ落ちました。

その頭取さんを私よりもはるかによく知る父はこう言います。
「いやぁ、よう頭取までなった。ずぅっと応援しとったんよ、〇〇君の事。ああいう人が上になったんじゃけん、銀行は大丈夫じゃわね。銀行だって、これまでと同じじゃぁいかんのんよ。みんな、変わらなやっていけんのんよ。銀行も、よう頑張っとる!」

なるほど、そういうことなのかと私も納得しました。
人財とはビジネス力+人間力

私はお若い頃の頭取さんしか知りませんが、銀行員として、経営としてのビジネス力は努力でいくらでも身に着けることが可能でしょうが、もともと人ととしての素晴らしさは持ち合わせていたのですから、一層の磨きをかけて今の時代に生き残ることができる人財として頭取さんは進化なさったに違いありません。
本当に恐れ入りました。
表面上のビジネス力でしか人を判断していなかった若かった自分を今更ながら恥ずかしく思うと同時に、こういう企業こそが生き残っていくサスティナブル企業なのではないかと強く感じたのでした。

あなたは未来にも必要とされる人財となり得ていますか?
未来のために一つだけ、今よりももっと磨き上げるとしたら、あなたの「何」を磨きますか?

2019年09月28日

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