「今から二人一組になって、相手が話すことを全身を耳にして相手の気持ちになって、共感しながら興味を持って聴いてみましょう。

このワークを告げると、たいていの場合は
「え~~~」「何分ですか?」
といった反応があります。
「本当は10分したいけど、時間の関係で7分間でいきます!」
それでも「え~~~」とブーイングに近い声が出てきます。

そして実際に行った後、感想を聞いてみると、話を一生懸命に聴いた方は
「難しかった。自分の考えや意見を言いたくてたまらなくなって我慢するのが大変だった。」
というのに対して、話を聴いてもらった人は
「嬉しかった」「ありがたかった」「気持ちが楽になった」
などの、とても肯定的な反応が返ってきます。

嬉しい話、自慢話、趣味の話、困りごと、悩みごとetc.
話のテーマが何であれ、自分の身になって相手が全身全霊で話を聴いてくれた時、人はとてもポジティブな印象を受け、聴いてくれた相手に対して「感謝」の気持ちさえ抱くようです。

たった7分話を聴いてもらっただけで、ほとんどの皆さんは『嬉しい』『ありがたい』と感じます。
例えばこれを、自分のメンバーに、奥さんに、お子さんに、お友達に、してみたらどうでしょうか?
「忙しくて話なんかしてる暇ない」と言わないで、ほんの10分でいいので、全身全霊で話を聴いてあげる。相手のために自分の10分間を捧げてみる。
時間は誰にでも平等に与えられているものですが、過ぎた時間は決して取り戻すことはできず、また貯金しておくこともできない。
『時間=命』とも言えます。
そのあなたの時間(命)を相手のために使う。
片手間に「ふんふん」と聞くのではなく、それでは相手のために時間を使っていることにはならず、相手のために時間を、命を捧げて聴くからこそ、相手は「嬉しい」「感謝する」と思えるのではないでしょうか。
自分のために大切な時間=命を使ってくれた。
これは小手先の対応をされるよりもはるかに嬉しくありがたく思うことではないでしょうか。
何も「話を聴く」という行為に限ったことではありません。
自分のためにわざわざ貴重な時間を使ってくれたと思えば、その相手に対して感謝の気持ちや好意を抱かない方が不思議です。

関係性を大切にしたい相手にこそ、関係性を修復したいと思う相手にこそ、あなたの人生時間=命を使ってみてはどうですか。
きっとそこから何かが始まると思います。

2019年10月20日

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