ダイヤモンド社主催『レジリエンス』発売記念イベントに参加しました。
EI(Emotional Intelligence)感情的知性シリーズの最新刊ということ、対談では大好きな一橋大学大学院教授の楠木建さんがファシリを務められるということで、嬉々として出かけたのですが、近年まれにみる満足度!今朝起きてからの寝ぼけた頭の中も、昨晩のあれやこれやがぼんやりと思い出され、この発見!気づき!感動!を一人でも多くの方に知っていただきたいと思い、今日からの数日間は、このイベントで得られた発見について綴っていこうと思います。

1日目の今日は、豊橋技術科学大学教授の岡田美智男先生のお話に激しくアグリーだった「レジリエンスは関係性のなかに宿る」がテーマです。

ココで言うレジリエンスとは、震災時のように生命の危険にさらされた逼迫した状態からいかに立ち上がるか、ということではなく、日常において心が折れそうな時、「もうだめだ~ 立ち上がれない」となった時、ぽっきりと折れてしまうのではなく、何とか踏みとどまってまた立ち上がろうとする力を指します。
つまりは、最近、私のお気に入りワードになっている、柳のように「しなやかな強さ」「起き上がりこぼし力」のことです。

とかく私たちは、「あの人、打たれ弱いよね」とか「逆境に立ち向かえないタイプだから」とか「すぐ凹むんだよね、あの人」などと、あるいは「あの人、へこたれないよね」「強靭な精神力だね」など、レジリエンスをその人個人の生まれ持った先天的資質のように語ります。

しかしちょっと待って。
あなたにも経験があるのではないでしょうか。

友人に全てをさらけ出して話を聴いてもらったことで力をもらい、また立ち上がれた。
ここで自分がくじけたら皆に迷惑をかけると思い歯を食いしばって頑張った。
すごく辛くて何度も負けそうになったけど、その都度、家族に支えられた。

そう。どんな時にも立ち上がるきっかけとなったその背景には自分以外の他者や何かしらの環境があなたに影響していたはずです。決してあなたの心の中だけで「立ち上がるだ~」と自分を自分で鼓舞し続けて「勝った~!」ではなかったはずなのです。
つまり、レジリエンスはその人個人が持つ「回復しなきゃぁいけないんだぁ」という思いが強いかどうかではなく、『自分の弱さをさらけ出せる関係性』『この人(達)のために頑張りたいと思う関係性』の中にこそ宿るのです!(これはいかにも私の考えのように言っていますが、岡田美智男先生が発信されたことを「そうだ!そうだ!」と私が完全アグリーして、それについて私なりに発信しています。つまりは二番煎じなのです。。。)

対談の中でラグビーエリートの廣瀬俊朗さんが仰っていたことが印象的でした。

廣瀬さんは大阪府立北野高校、慶應義塾、東芝、日本代表、またキャプテンを務めてと、まさにラグビーでは挫折知らずの王道を歩んでこられました。
そんな廣瀬さんも代表チームのキャプテンを外された時、ひどく落ち込んだ。落ち込んだ。落ち込んだ。。。
しかしそれでも廣瀬さんが頑張ろうと思えたのは、つまり起き上がりこぼし状態になれたのは、①「日本のラグビーを変えたい」という強い思い=目的 と ② 「このメンバーともっと頑張りたい」という仲間がいたこと。
つまり、同じ目的を持ち突き進んできた仲間との関係性があったからこそ、どん底に落ち込んでもまた立ち上がろうと思えたというのです。

つまり!
ギスギス職場やお疲れ職場ではなく、「イキイキ職場」こそがレジリエンスの高いメンバーを生み出すということですね。
弱さをさらけ出せる。
共通の目的を持っている。
ここがキーですね。
単なる仲良し職場ではダメだし、強さだけでなく弱みを互いに補い合うことができる、ありのままの自分をさらけ出せる関係性でないとダメだということです。

もしこれまでにあなたの職場で立ち上がれず、へこたれてドロップアウトしてしまった残念な仲間が存在したという例があったなら、それはその人が「弱い」のではなく、チームに問題があったのかもしれません。
表面上の結果は出ているかもしれませんが、真に強いチームではない、メッキのチームだったのかもしれません。
弱さをさらけ出すことができない。ありのままの自分ではなくガンダムスーツを着ていなければそこにいることが難しい。目標はあるけど目的が明確ではない。そんなチームだったのかもしれません。

レジリエンスは関係性の中に宿る。
あなたはどう考えますか?

「弱さを見せるのは、一定以上の年齢・ポジションになると正直難しいのですが」という質問が会場から出てきました。
明日はこのこといついて、私なりに思ったことを綴りたいと思います。

2019年11月22日

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