自分なりの価値観を明確に持っているAさん。
それ自体は何も悪いことではありませんが、その価値観と合わない人を自分の周りから排除してしまう傾向があり、Aさんの周囲は皆、困っていました。
おまけに超ド級の真面目です。
つまり、彼の価値観は全てがその真面目の上に成り立っており、周囲の多くは彼のものとはズレてしまうため、排除排除の行く先は孤独なのでした。

孤独ほど、孤立することほど組織で辛いものはありません。
自らが招いたこととはいえ、孤独を味わい続けたAさんは、容易には他人に心を開かなくなってしまったようでした。

そんなAさんに私は言いました。
「もっと自分を甘やかしていいのに。Aさんは十分に素晴らしいのに。あんまり自分を追い詰めないで。」

最初は話をはぐらかそうとばかりしていましたが、その目にキラリと光るものが見えました。

あなたはあなたのままで、そのまんまで十分に素晴らしい。
だから頑張りすぎなくてもいい。
自分を追い詰めなくてもいい。
他の人がどう言おうと私はAさんの応援団だから。

「チームには何も期待していない」
そう言っていたAさんですが、別れ際、
「少し、ゆったりしてみようかな・・・」
と独り言のように言いました。

見ていてくれる人が、わかってくれる人が、たった一人でもいれば、人は前へ進むことが必ずできると私は信じます。
願わくば、それが私ではなく、チームの中からその存在が現れるよう。

新たな私のミッションの始まりです。

2019年12月05日

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