年末年始は何かと気忙しく、気持ちばかりが先走って肝心なことは何にも進まない、トホホな状態に陥りがちです。
例えば私の場合、一足先に仕事納めをし、1年以上ぶりに実家のある愛媛県へ一人で戻ってきました。
両親が1日遅れで戻るのですが、1年以上空けていた家を大掃除し、食糧を補充し、「住める」準備をするために、私が一足先に、と言ってもたった1日ですが、先に帰ってきたのでした。

やること満載!与えられた時間は睡眠時間も含めて30時間くらい。
頭の中でシミュレーションをしてきたとはいえ、実際に戻ってみると記憶とは違っていた部分もたくさんあり、予想以上の1年間分の埃、あったと思ったはずのものがない、お庭がジャングルのように荒れている、長期不在で止めていたガスがすぐに使えない、1日中の雨で布団が干せない等々、「想定外」も手伝って、何からどう手をつけたら良いものやら、気持ちばかりが焦ってしまいました。

けれでも焦ったからといってコトが運ぶわけではありません。
だいたい、「想定外」というのは想像力が欠けているに他ないわけで、文句を言う前に自分の想像力のなさを反省しろと、1人苦笑いしてみたり。。。
そんなこんなで時間がないにも関わらず、まず最初に私が取った行動は、電気ポットでお湯を沸かし、東京から持ってきたお取り寄せの美味しいお茶を入れ、これまた持参のお気に入りの栗羊羹をのんびり味わいながら頂いたのでした。
とんちの一休さんよろしく、「焦らない、焦らない、一休み、一休み」です。

焦るということは、気持ちが「今」にないということです。
「今」を見つめて、今できることを考える。
その余裕を持つために、私の場合はお茶と羊羹が必要だったわけです。

「焦る」ことは人間、誰しもあります。
けれども、焦っても仕方ない。焦っても良い事は何もありません。
仕事においてもプライベートにおいてもです。
焦りは気持ちが「今」にない証拠。
「おーい!今じゃなくて、見えない未来のどっかをさ迷ってるよ~」と教えてくれているのが焦りです。
だから、「今」に気持ちを引き戻すために、「一休み、一休み」なのです。

試験の前に机周りの片付けをしたくなる、アレとは全く別物です。
無意識に片づけを始めるなどの、アレは逃避行動。
意識的にお茶と羊羹を頂く等のコレは、現実(今)に戻るための行動。
似て全くの非なりです。

焦った時には羊羹を!
いえ、羊羹でなくても良いのですが、気持ちが焦っていると感じた時には、「一休み、一休み」と一休さんを思い出し、「今」に立ち戻るために何かをしてみることをお勧め致します。

2019年12月27日

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