言いづらいことを言うとき、
例えばそれが相手にとって好ましくないコトだったり
明らかに不機嫌にまたはショックを受けるようなコトだったり
そういう時は、伝えるこちら側も気持ちが重たくなります。

さらに加えて、その相手に対して苦手意識を持っていたり
機嫌を損ねられるのは困るお客様や自分にとって影響力のある人だったり
または大切に思っているからこそ悲しませたくないと思っていたり
そういう相手に言いづらいことを伝えなければいけない場合は
ますます言葉を選んだり、どうやって伝えるものかと
悩んだりもします。


世の中には「伝え方」「話し方」「言いづらいことを伝えるためのアサーション、Iメッセージ」など、いろいろなスキルが山のように溢れています。
私もたくさんのスキルを学び、使ってきました。
しかし、それらを学ぶよりも、その前提として最も大切なコト
それがなければ、どんなスキルも無意味だと思っています。


それは・・・


伝える側のこころ・気持ち

です。


謝罪の言葉を受けるとき、最も不愉快になるのは慇懃無礼と感じる
言葉だけが先行して気持ちが全くこもっていないときです。

ネガティブメッセージを受けるとき、あまりにも淡々と機械的に伝えられると
それがかえって良い場合もあるかもしれませんが、
多くの場合には、人の気持ちがわからない人だとこちらの心まで冷え冷えとしてしまいます。

対面ではもちろんのこと、電話であれネットであれ、
大切なことは、

言いづらいことを伝えるスキルを駆使することはなく

伝える相手を思うこちら側の気持ちを言葉にのせること

だと思います。

言葉巧みに儀礼的な伝え方をされるよりも、その方がよほど思いは伝わるし
それが自分にとって決して好ましくないネガティブメッセージであったとしても
それを伝える側にもつらい・しんどい思いがあったのだろうなと
相手に対する少しばかりの思いやりもこちらにだって生まれようと言うものです。


言葉は生き物。
そこに気持ちが、魂がこもるのです。
だからこそ必要なのは、言葉を発する側の心です。

言いづらいことを言うとき、スキルを駆使することよりも

気持ちを、心を言葉に乗せることの方に心を配りたいものです。

2020年03月06日

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