「もう少し教えてほしいんです。
だから、あと1クール、よろしくお願いします。」

こう言ってくれたのは、4人のマネージャーで行っていた部門復活プロジェクト
彼らが名付けた別名、「尾藤塾」のリーダーであり、当該部門の部門長でした。

本社からのご依頼期間が終了し、予定プログラムもすべて終えた後のこの言葉。
4人そろって頭を下げ、顔を上げた時には全員がにこやかに私を見つめる
その瞳と笑顔に、私は泣きそうになってしまいました。


もちろん、私なりに一生懸命に行ってきました。
正直、困った4人でした。
「お任せください!」とは言ったものの、短期間で結果を出すことができるか
その確証は全くなく、不安がないと言ったらウソになりました。

ただ私がしたことは、毎回毎回、真剣に彼らと向き合ったこと。
怒りに震えたこともあれば、情けなくて涙声になったこともありました。
それでもとにかく真剣勝負。
たとえ誰かが斜に構えようとも、こちらを試そうとふざけようとも、
やる気のないそぶりを見せたり、否定的なことばかりを言い続けても、
彼らの成長、彼らの可能性をとにかく信じて、
私が信じなければ誰が信じるのよ!

と心に命じて彼らとの時間を過ごしました。


たくさん厳しいことも言ったし、叱ったし、
本社からの命令で始まったプロジェクト。
終了を彼らは喜んでいるんだろうな、と思いきや
「もっと教えてください」だなんて、なんて愛しい人たちなんでしょう!
そしてそれに応じて、「面倒見てやってください」とお任せくださる経営陣の皆様
なんて愛情深い方たちなのでしょう。

ああ、私はこんな風にお役に立ちたいんだ。
私の過去のあれやこれやの大失敗も苦い経験も、全てはこのためにあったんだ。
と心から思える至福の時でした。


一人一人の可能性を信じ、チームの、組織の可能性を信じて
ただ無条件に信じて、精一杯の愛情を注ぐ。
それだけで、間違いなく人は、チームは良い方へ前を向いて変わっていくのだと
今回もお客様から教えていただきました。


「尾藤さん、ちょっと嬉しくて、今、泣きそうになったでしょう!?」
と私をからかうリーダー。


「そうだよ。嬉しいよ~。全員、一人一人、ハグしたいくらいだよ~。」
私はいつも、どんな時も正直です。
本当にそう思って言いましたが、4人はさすがに引いていました・・・。


「僕らはここを、会社で一番の営業所にしたいんだ。
他社を含めての、地域一番の。
みんなが、誰もがここで仕事をしたいと、
ここに来たいと思う営業所にするんだ!」


彼らのゴールは明確です。
私は引き続き、彼らの応援団長でいられることが、とても誇らしく嬉しく、
ご縁をいただけたことに感謝の気持ちでいっぱいで
この仕事ができていること、この仕事を選んだことを
改めて「天職だ!」と思うのでした。

2020年03月26日

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