相手の「良いと思うところ」を素直な気持ちでフィードバックしあう事を
マネージャー達のワークショップで行いました。
その後、「どんな気持ちがしたか」の感想をコメントしてもらった時、
Aさんがこんなことを言ったのです。

「今、『スピード感』を自分は一番意識しているんだけど、
そのことについて言ってもらえて、すごい嬉しい。
自分が意識してやっていることが、ちゃんと見てもらっていて、それで
肯定的にフィードバックももらえて、もっと頑張ろうと思った。」


自粛生活において、毎日、自宅で30分のちょっとハードなエクササイズに
取り組んでいるBさん。
彼女をオンライン越しに久しぶりに見た友人が言いました。
「すごい絞れたね」
「えぇぇ? 体重全然変わってないよ。」
「そう?でも、すごい引き締まってるよ。」
「わずかな変化も見つけてくれて、ありがとう。嬉しい~。」

肯定的フィードバックをもらう時、
嫌な気持ちがする人は多くはないと思います。
けれども、
「何」に対して肯定的フィードバックを受けるかで
その時の気持ちが「すんごい嬉しい!!!」になったり、
静かな「ありがとう」で留まったり、
この「何」によって全然違うのですね。


人は自分が見たいものを見て、聞きたいものを聞いています。
気づかずしてできているフィルター越しに相手を見ていることも
日常、山ほどあるでしょう。

毎日会っていると小さな変化にはなかなか気がつきにくいものですし、
フィルターがかかっていては、それが邪魔して本当の姿が曇ってしまいます。

ですから、「人はそういうものだ」としっかりと自覚して、
メンバーを見る時、相手を見る時、

さな変化に心を寄せる
小さな変化こそ口に出してフィードバックする

このことを忘れずにいたいものです。

小さなことにも気づいてくれる相手に対して、
メンバーは、

「ちゃんと見ていてくれる」
「気にしていてくれる」
「わかっていてくれる」

と前向きな気持ちを抱くでしょう。
それが彼らのやる気につながったり、
自己肯定感につながったりするかもしれません。

大きな変化は誰だって気がつきます。

そうではなく、

小さな変化を見逃さない。

小さな変化に心を寄せることができる
そんなマネージャーでいたいものです。

2020年05月19日

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