危機感がないとか、備えができていないとか、
有事への対応について考える時、
「想像力の欠如」がその大きな要因の一つだと思います。

過去に経験済みの事柄であれば、
「また起こるかもしれない」と考えますが、
未体験、未知の事柄であった場合、
「今までは大丈夫だったから」「これまではこれでやってきたから」
と、従来の基準で物事を判断してしまうため、
それを超えたことに対して対応する術を持たず、
慌てたり、場合によっては困った状況に陥ってしまうのでしょう。

想像できる範囲の事柄についての対応ならば誰でもできるわけで、
想像を超えた部分、いわゆる「想定外」を想定するのが
マネジメントです。

そのためには、「想定外」を想像しなければいけません。
どうやって想定外を想像するのか。

凝り固まった頭をぐにゃぐにゃにして、
ありもしない事柄を並べ立ててはそれについて向き合っていく。
そのためには、「異質な人」の存在が必要不可欠に思います。

どうしたって、同じ立場の人たち、
同じことをずっと一緒にやってきた人たちとでは
考えが似通ってしまいます。
そこに全く立場の違う人や、異なる環境にいる人たちが混ざることで、
自分たちの常識が彼らにとっては非常識と映り、
またその逆もあり、
互いに意見が交わされることにより、
これまでとは違ったものの見方ができたり、
自分たちの常識を疑ってみたり、
異次元からのモノとも思えるような発想ができるのでしょう。
そういう点では、幼い子供は最強の味方です。
彼らの無邪気な質問やなぜなぜ攻撃は、
コチコチ頭を崩すには最適です。
私は自分にブレイクスルーを起こしたい時、
近所のワンママ友のお孫ちゃん4歳に、
わざわざお話ししにいくことだってあるのです。


想像力とは「ある」ものではなく「鍛えていく」もの。
そしてそれは、異質な人たちとの関りによって、
一層、タフに創り上げられていくのです。
そうやって、未知への想像力をどんどんと鍛え上げていくことで
まだ見ぬ有事へのあれやこれやの対応ができるのではないでしょうか。


何が起こるかわからない、正解が次から次へと変わっていく今の時代、
想像力を鍛えることは、これまで以上に大切なコトだと思います。

あなたは今の想像力で、これからを乗り切っていけますか?
一層、想像力を鍛えるために、
今、どんな取り組みをしていますか?

2020年05月24日

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