今日のオンラインワークショップ。
もちろん予め決めたスケジュールに沿って進行してくのですが、
ほんの少し、隙間時間ができたので、
「さっきの感想、なんでもいいので教えてください。この時間を有効に使いましょう!」
と投げかけてみました。
すると、こんな興味深い意見がSさんから出されました。

「そこそこ仕事ができるやつで調子に乗るやつっているじゃないですか。
そういうの、過去にも大変な思いしたことあるんで、
僕はそういうやつは褒めません!」

おぉぉぉぉぉ!
なんとも興味深い意見ではありませんか!

こういうの、私はすぐに飛びついてしまいます。
何てったて、マイケル・サンデル教授の白熱教室が大好きなのですから。

「Sさんからこんな発表がありましたが、他の方はどうですか?

するとTさんがすかさず応答してくれました。
「僕は良いと思ったら誰であっても徹底的に褒めます。
それで、ダメなところはちゃんと注意します。
調子に乗ってこのままだと危ないなと思ったら、そこは厳しく言います。」

Kさんからはこんな意見が出ました。
「多少お調子者でも、褒めてモチベーション上がってやってくれるんだったら、
多少のコトは目をつぶって、僕は部下がモチベーション上げて突っ走ってくれる方を選びます。
だって、停滞しているヤツを上向きにする方が大変じゃないですか?!」

Nさんは
「僕は褒めません。ホント、そういう調子に乗るやつって
面倒なんですよ。褒めて尻ぬぐいしなきゃいけないのは嫌ですから。」

こんなやり取りが静かに、しかし熱く、オンライン上でなされていました。
すると、Mさんが穏やかに場全体に働きかけました。

「あのぉ、調子にのると何がいけないんですか?
私は、調子に乗って頑張って仕事やってくれるんだったら、
ありがたいなと思うんですけど。
調子に乗ることの何が悪いんでしょうか?」

これまでの場の空気が一変し、皆が自分に問いかけているのが
オンラインであってもひしひしと伝わってきます。


ブラヴォー!!!

「いいね、いいね。こういうの、私大好き!
もっとみんなで考えよう!
本当は次のセッションに行く時間だけど、
この話、もう少し続けよう!」

そう言って、私はファシリテーションを続けました。

本当に、白熱教室とまではいかなくても、
こういった生の真剣なディスカッションが私は大好きです。
正解は一つでない、
その人の価値観や考えで、何が正解かが変わってくる。
そんな中、静かに熱く、真剣に、
自分の考えや意見を述べ、相手の話にも真剣に耳を傾け、
自らの答えを一人一人が見出していく、
そんな時間を共同創出する、そのファシリテーターとしての
役割を行えていることが、鳥肌が立つほどに好きです。


一日のプログラムが終了後、ご担当者様が笑顔で仰いました。

「あそこ、ホント、良かったですよね。
僕もすごく勉強になりました。
何より、尾藤さん、イキイキしていましたよ。」

エヘヘです。
だって、私、マイケル・サンデル教授のような
ディスカッションの場づくりが目標ですし、
何より、正解がないことに対する真剣対話こそ
面白いものはないと思っていますから。


「いや、ホント良かったですよ。
あとでもう一回、動画振返ってみます。
あんな話し合いが普通にできたなら、
しかもオンラインでも問題なくできたなら、
オンライン組織開発もイケルなと本当に思えてきました。
これからが楽しみです!」

たまたまできた隙間時間から生まれた私の白熱教室。

プログラムのスケジュールよりも『場』のプロセス
学習者の魂の躍動の方を大切にしてくことが大切。
だから、計画を柔軟に修正し、
その場が自然体を保つことが重要。

こう教えてくれた、Zoom革命 田原真人さんの影響がとても大です。

学習者中心の、学習者の魂が躍動する学びの場の創出。

今日はそれができたかな?

ちょっぴり自画自賛の尾藤です。

2020年07月10日

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