大型連休中は帰省をしていました。地元のショッピングモールはお休み中はいつもかなりの賑わいなのですが、今回は新鮮な発見がありました。

生鮮食料品売り場、お土産売り場など、主だった売り場に一目見てそれとわかるワイシャツにネクタイ姿の「新人君」たちが配置されていたのでした。おそらくパートと思しき母親よりもはるかに年上の先輩の傍らに立ち、皆、緊張の面持ちで仕事をしていました。

お土産売り場でのことです。

レジ打ちは先輩が行い、新人君はお菓子のメーカーごとの手提げや小袋の用意をしていたのですが、どうしてもあるメーカーの手提げが探せないようでした。その手提げ袋がどうしても必要なわけではないので、「なくても大丈夫ですよ」と言おうと思ったのですが、新人君が必死で探していたので少しお付き合いして待つことにしました。

精算も終わり、慌てる新人君。

「〇〇の袋が・・・・」と先輩に焦り顔で助けを求めました。すると先輩は言いました。「持ち手が黄色で縄に編んでいる袋よ。」すると、新人君はすぐに探すことができ、全て整えた品物をホッとした様子で私に手渡してくれました。

「どこに何があるかを覚えるのも大切だけど、何種類もあるし場所が移動してしまうこともある。だから、一社一社のメーカーの袋の特徴を覚えておくと探しやすいよ。」

先輩女性はそう新人君にアドバイスすると、このやり取りを見ていた私に笑顔で「お付き合いいただいて申し訳ありません。ありがとうございました。」と言いました。

 

こういう多くのベテランパートさん達でスーパーは支えられているのですが、この方の新人君指導は本当に素晴らしかったです。

ただ答えを覚えることではなく、考え方を知り、どのような場合でも自分の頭で答えを導きだすことができるように、その「方法」を教えてあげているのです。

実は似たようなやり取りが生鮮食品のレジでもありました。

恐らくこのスーパーでは、このような「優秀なパートさん」の傍に新人君を配置することで現場トレーニングを積んでいるのでしょう。

ワイシャツにネクタイ姿の彼らは現場実地研修を終えて、やがてはオフィス勤務に移るのかもしれません。それでも現場を熟知し、知恵と機転を働かせててきぱきと仕事をしていくパートさんから山ほど多くの事を学び、きっとそれらの事柄は将来の糧となっていくに違いありません。

 

がんばれ新人君! 君たちの未来は無限に広がっているよ!

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