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一生を通して貫くモノを持つ

お寺へ行くと、本堂の中はもちろんの事、どこもかしこも綺麗にお掃除されています。

お坊さんたちは毎日毎日、丁寧に掃除をしているからなのですが、この時、何か特別の道具や洗剤を使うわけではなく、雑巾とホウキやハタキなど昔ながらのスタイルです。ピカピカに磨き上げられた床や柱を見ると、特別な何かがあるのかと思ってしまうのですが、水に濡らした雑巾を固く絞り、ただ毎日拭いている。それだけだそうです。

「特別なことは何もしていません。至ってシンプルです。ただ、毎日欠かさず掃除をすることによって、こんな風にピカピカに光ってくれるのです。」

あるお坊様がそう説明してくれました。

 

やり方はシンプルで簡単でも、それを毎日欠かさず行う。それこそが凡人にはとても難しいのです。

それでもたった一つで良い。一生を通してやり抜き通せるモノがあればどんなに素晴らしいことかと思います。

何でもいいのです。小さなことで構わないのです。何かをやり通すことでお寺の床がピカピカ光り輝くように、自分の心が輝くのではないかと思うのです。

私は先日のブログでも書きましたが「感謝ノート」を毎日書くことで、一生を通して「感謝」すること貫き通そうと自分で心に誓いました。

人間への感謝、自然への感謝、生かされている事の感謝。山ほどの感謝を毎日振り返ることにより、イライラしたり腹立たしく思うことが驚くほど少なくなってきました。ストレスがなくなり、毎日を穏やかに過ごすことができるようになってきました。これが、ピカピカへの一歩なのかもしれません。

 

何でも構わないのです。

一生を通して貫くモノをあなたも持ってみませんか。

 

 

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