無事是貴人 (ぶじ これ きにん)
良いことも悪いことも原因を他に求めるのではなく、
常に気持ちにゆとりを持ち、あるがままの自然の姿で生き、
飾ることなく人と関わることができる、そういう人こそが貴ばれる人である。
他責じゃダメよ。
自然体でいいのよ。
見栄を張る必要がないのよ。
学習者の視点で等身大の自分を受け入れて笑顔で生きるのがいいのよ。
私的に意訳すればこんないみになります。
私たち人間は日常において、
喜んだり楽しんだり、一方、悩み落ち込み悲しみ苦しみ・・・・。
うまく行かない時ほど過去を振り返り、
自分以外の他に原因を求めてしまいます。
それって、とどのつまりは他責思考、被害者・批判者思考に陥ることで、
そうなると心が休まることはありまえん。
「無事」でいることは、そう簡単ではありません。
しかし、無事であるから見えてくるもの、
そうでないがために見失ってしまうものが沢山あることを、
私たちは経験から既に知っています。
無事是貴人
あるがままに。飾らず。他に何かを求めない。
難しくとも自らに課していきたい人として大切な言葉です。