見えるもの
売上、利益、報酬、地位、名誉、肩書、過去の実績、資格、経歴、学歴、物質として保持しているモノ(車、時計、家、洋服、宝飾品etc) 等々
見えないもの
喜び、哀しみ、痛み、苦しみ、嘆き、楽しみ、感謝、思いやり、笑顔、愛情、心配り、いたわり、ねぎらい、努力、友情、信頼、幸福感、達成感、充実感 等々
あなたが大切にしているものは、見えるものが多いですか? それとも見えないものが多いですか?
メンバーが嬉しく思うあなたからのギフトは、目に見えるものでしょうか? それとも見えないものでしょうか?
頭で分かっていても、ついつい見えるものに意識が向いてしまい、見えないもののことを忘れてしまいがち。
でもそれらは見えないだけで、意識すればちゃんと「感じる」ことができるものばかりです。
社員満足度から社員幸福度を追求する時代になってきました。
社員満足度を追求していた時代は、福利厚生や休暇、賞与など、会社が社員に「見えるものを与える」ことが中心だったように思います。
一方、幸せは人から与えられるものではなく自分が感じるもの。では、どうしたら社員が自ら幸せをできるだけたくさん感じることができるかを考えた時、目に見えるもの以上に見えないものの充実度が大切だと多くの企業が気づき始めました。
どんなに裕福でも愛情のかけらもない家族関係は悲惨です。物質的に豊かでも、人はそんな状態では「幸せ」とは感じません。
同様に、利益がどんなに出ていても職場の関係性は最悪。足の引っ張り合いは日常で、ひたすら売上げ増を求めて笑顔のかけらもないチームで働くのは、いくら報酬が高くても私は御免です。例えそれが一時滞在であっても・・・。私はイヤです。
結局、「ここで頑張ろう!」「頑張りたい!」と思える職場は、目に見えるものだけが優先される職場ではなく、見えないものもたっぷりと感じることができる場所なのではないでしょうか。
そのためにはマネージャーが率先して見えないものを大切にし、メンバーに無償のギフトとして贈り続けることが大切なのかもしれません。
「自分はその感度が少し鈍っているかも・・・」と心配になったマネージャーさん。
大丈夫です。感度はすぐにアップします。
毎朝、鏡を見ながら(できれば全身が映る)「うれしい~ たのしい~ だいすき~」と満面の笑顔で大きな声で3回言ってください。「だいすき~」の時には両腕を頭の上で広げ、全身を開放するような感じで行ってください。
騙されたと思って、是非 Let’s Try !
「うれしい~ たのしい~ だいすき~」は、色々なもので装われたあなたの心をきっと解放してくれます。
コツは「満面の笑顔」と「大きな声」、それに必ず両腕を大きく広げる「ジェスチャー」をつけることです。
毎朝のこっそりTry!で、数日後には、きっとあなたの感度は元通りになるどころかアップします。
すると自然にメンバーに見えないギフトをたくさん贈ることができるようになるでしょう。きっとね。