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2周年に寄せて~私のこと・インフィニティのこと

本日2018年4月27日は、株式会社インフィニティ満2歳のお誕生日です。
「全ての人には無限の可能性がある!」と声高らかに出航したインフィニティ号ですが、ようやく2年が経ちました。
あっという間で早かったような、とても長かったような・・・

私は「トップ営業マンを何人も輩出した敏腕マネージャー」でもなければ「チームを〇期連続予算達成&優績チームに導いたデキるリーダー」ではありません。自分自身が「誰もが敬う営業マン・コンサルタント」だったわけでもなければ「誰からも慕われ尊敬されるカリスマリーダー」でもありませんでした。
つまり、「私は〇〇という実績があります。」「私はこうして成果を出しました」という自分の成功体験をもとにプログラム構成をし、それを伝えているわけではないのです。

というか、そんなものは全く持ち合わせておりません・・・・

私にあるのは「何年かかっても悪しき習慣からなかなか抜け出せなったダメマネージャーの苦悩や葛藤」「自分のほんのわずかな成功体験を押し付けてしまう本当は自分が認められたい悲しきマネージャーの性」「自分が煙たがられていたり恐れられていることに気づかずに一人必死で奮闘しているリーダーの孤独」「なぜこうもメンバーがつぶれてしまうのか。なぜチームはうまく機能しないのか。リーダーとしての自分を正しく客観視できずにますますチームを混乱に陥れてしまうマネージャーが陥る罪」などです。
しかし、「変わるきっかけが掴めた時の喜び」「競わない・戦わない・武器を持たない ことによって得られる心の安定とチームの繁栄」「怒りやイライラ、愚痴や文句を乗り越えた先にある心の平穏とチームへの影響」なども私にはあります。

つまり、私には「こうすれば私のようにNo.1になれるよ」という成功への How to は皆無ですが、うまくできない人の気持ち、どん底を見た人の気持ちは身をもって体験した分、より共感することができるし、そこから這い上がる苦悩や這い上がった先にある喜びや幸せも、人より多く時間がかかり苦労した分だけ、よりわかるのです。

インフィニティが2年間やってこられたのは、成功How toをお伝えしていたからではなく、「ともに悩み、ともに考え、ともにゴールを見据えて、ともに走る」ことを旨とする、そこへの共感と共振・共楽があったからに他ならないと自負しています。

「インフィニティはどんなことを教えている会社なの?」とよく質問を頂きます。
「いえ、うちは何も教えていません。」とお答えすると、皆さん、とても驚かれるのですが、本当に「教える」わけではありません。
ただ、「ともに考え、ともに悩み、ともにゴールを見据えて、ともに走る。そして、ともに感じ、ともに振るえ、ともに喜ぶ。」そんな会社なのです。

仕事がどんなにできても、それだけではメンバーはついてこないと痛いほど身に染みた私だからこそ、わかることがあるし、できることがある。
目指すマネージャーに進化するため、それまで着ていた鎧を脱ぎ捨てるのに人の何十倍も苦労し、時間がかかり、周囲からも呆れられるほどになかなか変われなかった私だからこそ、わかることがあるし、できることがある。

この2年間を通じてわかったこと。それは、嬉しいことも、楽しいことも、辛いことも、苦しいことも、これまでの私の経験こそがインフィニティの宝であり全てなのだということです。

成功の法則をお伝えすることはできませんが、成功を共に夢見て伴走するインフィニティだからこそできることがあります。
これまで同様、組織の心臓部とも言えるマネージャークラスの方達のお手伝いは積極的に関わらせていただきたいと思っております。
併せて、「関わる全ての人たちの笑顔と喜び」のお手伝いも、弊社だからこそできるやり方で、より活発に行っていくつもりです。

まだまだヒヨッコのインフィニティですが、世の中の一隅を照らす存在であるよう、3期目も全ての人の可能性を信じて邁進してまいります。

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