禅語から学ぶリーダーのあり方

「且緩々」慌てず、焦らず、ゆっくりと

且緩々(しゃかんかん)

「落ち着いて、慌てず、焦らず、ゆっくりと」という意味だそうです。
早く悟りの境地に至りたくて、お師匠様を質問にするお坊さんに対して、お師匠様が
「且緩々」と仰ったのだそうです。

子供の頃はよく、「慌てる乞食は貰いが少ない」とたしなめられたものです。
今の人たちにはこれは通じないかも・・・

表現がどうであれ、何かを成したい・得たいと思う時、慌ててその上澄みだけを掴んでしまったり、またはそれさえも掴みそこなったりとすることがないよう、じっくりと腰を落ち着けて取組みなさいということです。

長かった10連休が終わり、いよいよ令和時代が本格始動します。
だからこそ、「且緩々」
目指すゴールを今一度しっかりと見据えて、大きく深呼吸をして心を落ち着かせ、ゆっくり過ぎるくらいにゆっくり落ち着いてスタートを切るくらいが丁度良いのかもしれません。

慌てず、焦らず、ゆっくりと。
そして諦めない。
ごまかさない。
且緩々でいきましょう。

タイトルとURLをコピーしました