禅語から学ぶリーダーのあり方

「座一走七」頑張り続けるのをやめる

座一走七 (ざいちそうしち)

意味:七回走ったら一回は座りなさい

世の中の変化は激しく、新しいものを求めて常に走り続けています。
ICTの進歩によって全てのスピードが速くなり、時として休むことは悪とさえ捉えかねない現代です。

休むこと=悪い事、後れを取ってしまう、おいていかれる、取り残される
そうではなく
休むこと=エネルギー補給している、新たな事柄への準備期間、余白を作る大切な時間
と捉えませんか。

どんなに性能の良い車でも走り続けることはできません。
空いた余白がなければ新たなものが加わるスペースがありません。
そう考えると、休むこともとても大切なことだと思うのです。

また、座っている間には体を休めるだけでなく、心を休ませる。心を磨く。
ということもできますね。
これもとても大切なことです。

時間に追われる毎日ですが、意識して休むくらいで私たちはちょうど良いのかもしれません。

「座一走七」
何もしないぼんやりとした一日を、意識して持つよう心掛けませんか。

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