マネジメントにおいて感じるストレスの一つに、
マネージャーの期待値に対して、
メンバーがなかなかそこに達することができない、
もしくは、そもそも期待値を満たすポテンシャルに欠けていて、
それを望むことが難しい、などがあります。
それが新入社員や若手であれば、
時間をかけてゆっくり育てる、
配置転換をして本人の適性を活かす、
などが考えられますが、
かなりのベテラン社員だったり、十分な役職者だったりする場合、
それらも悩ましく、
マネージャーのストレスはますます増すというものです。
かつての私なら、「使えない!」と無慈悲に切り捨てたかもしれません。
まるでモノを扱うように・・・
しかし、私は心に誓ったのです。
弊社のミッション、ビジョン、バリューを、
インフィニティが存在している限りは守り抜こうと。
ビジョン
「笑顔」「喜び」「幸せ」に溢れたゴキゲンな世の中を創ります
経営理念
人と組織の可能性を信じ、輝かしい未来への扉を共にひらきます
ミッション
「変わりたい人」「変わりたいチーム」をどこまでも応援し続けます
バリュー
可能性を信じる 誠実である 成長し続ける
迷った時ほど、困った時ほど、これらを何度も見返し、心の中で唱え、
私の判断は、私の行動は、
これら理念に恥ずところはないかと自分に問うのです。
現実問題として、経営は、マネジメントは、綺麗ごとばかりではすみません。
しかし、私は綺麗ごとを、これらの実践を自分に誓いました。
そして、お客さまとも誓ったのです。
だから、しんどくてもやり続けるし、それをしない選択をする時は、
即ち、弊社を畳む時だと心に決めています。
これはほんの一例であり、「私の場合は」の話です。
しかし、今、敢えてあなたに問いたいのです。
あなたが今、あなたの期待値を下回るメンバーに対して
大きなストレスを抱いているとしたら、
あなたは今後、どのような行動を選択しますか?
困った時、決断に迷う時、
あなたにはその判断軸となるバイブルが存在しますか?