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成人発達理論

成人発達理論とは、
「知識やスキルを発動させる根幹部分の知性や意識そのものが、
一生をかけて成長・発達を遂げるという考え方のもと、
人の成長・発達のプロセスやそのメカニズムを解明する学問」
のことです。(加藤洋平著『なぜ部下とうまくいかないのか』より)

そして、その意識構造には
「器」と「レンズ」があり、
器とは心、モノの受け取り方、捉え方のことであり、
レンズとは認知、モノの見方を言います。

「あの人は器の大きな人だ」
「あの人は器が小さい」
などと言いますが、これらは心が広い、小さい、
つまりはモノの捉え方の事を言います。

この器を大きく、広く、
柔軟に受け取ったり捉えることができるようになるには、
それなりの時間がかかります。

一方、レンズ(認知)は、モノの見方のフレームを変えることで
異なる見方ができるようになり、
何かのきっかけや誰かのサポートがあれば、
比較的早く、レンズをバージョンアップすることが可能です。

コーチングをしていると、
ビジネスにおける目標達成、目に見えるゴール達成が主目的となりますが、
そのために、もし、自分自身の器やレンズを広く、大きく、
バージョンアップすることが避けて通れないなら、
一見、遠回りに思えても、その部分を丁寧に扱って、
自分自身の人としての発達度を上げていくことが求められます。

その途中、
その人が抱いている価値観や信念が必ず現れますが、
それらが人をポジティブに後押しすることもあれば、
ネガティブに働き、足を引っ張ったり、行動を阻害したりもします。
その場合には、それらネガティブビリーフを取り除くことも必要です。

成人発達理論を学べば学ぶほど、
私がやりたい事は、
単なる目標達成ではなく、「人の成長のお手伝い」なのだと
心に強く思います。

そのためにはまず、私自身の発達度を上げていく事が肝心です。

私のウイークポイントはメタ認知が弱い事。
だから、他人からのフィードバックはとても大切であり、
それらをどう捉えるかは、認知=レンズ拡大のトレーニングでもあります。

成人発達理論を取り組んだ、人の発達度を上げつつ目標達成を後押しするコーチング。
このエキスパートコーチは、日本にはまだほんのわずかな数しか存在しません。

私、目指します!

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