禅語から学ぶリーダーのあり方

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「松風塵外心」雑音に惑わされない

松風塵外心 ~しょうふう じんがいの こころ お茶の世界では窯の湯が煮える音を松風と言います。 「お茶の時には世の中のくだらない(塵のような)ことに心を惑わされることなく、ただ松風の音にのみ耳を傾け茶を点てることに専念する」という意味です。...
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「閑坐聴松風」メンバーの心の声を聴くためには自分が落ち着いていなければ

閑坐聴松風  かんざして しょうふうをきく 静かに心を落ち着かせて座り、聴こえてくる松風に耳を傾ける 静寂の中でしか聴こえてこない松風の音 茶が重んじる「侘び」の世界です。 これを私は次のように解釈しました。 日常生活の中では静寂に包まれる...
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「安分以養福」為すべきことを為す

9月も半ばに差し掛かり、お茶のお稽古のお軸は鵬雲斎大宗匠の御筆で「安分以養福」でした。 「ぶんをあんじ もって ふくをやしなう」と読んでの解説が多いようですが、私の先生は「あんぶんをもって ふくをやしなう」とお読みになりました。 奇しくもご...
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「白馬入蘆花」無意識の思い込みに気をつける

白馬とは文字通り白い馬のこと 蘆花は白い花のこと 白い馬が白い花が咲き乱れているところに入ると、共に白いため見分けがつかなくなり一体となるという意味。 転じて・・・ 一口に白と言っても馬も花も大きさや形は全く別々です。 つまり、同じように見...
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「歩々是道場」毎日が学びの山

歩々是道場(ほほこれどうじょう) どんな環境でもその気になれば学ぶことはできる という意味です。 いつも研修冒頭で、私から受講の皆さんにお伝えしているのが、「得たいモノに対してアンテナをしっかりと立てていると、どんな環境・状況からでも学ぶこ...
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「閑古錘」いぶし銀になってのあり方を考える

閑古錘(かんこすい) 閑とは静かで落ち着いている、古錐は古く錆びて先が丸くなった錐(キリ) キリは本来は先が鋭利に尖っていて、それで硬いものに穴をあけるのですが、古錘とは古く錆びてしまって先が丸くなったキリのことです。 永年使い込まれて先が...
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「放下着」固定観念を手放そう

昨日の茶道のお稽古でのお軸は「放下着」でした。 「ほうげじゃく」と読みます。 「下着を放つ」ではありません。そんな笑える禅語だったら、それはそれで面白いですが。 放下とは「捨てる」という意味。着は強調を表す助詞です。 「捨ててしまえ!」とい...
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「松風有清音」メンバーの心を落ち着かせる存在でいる

松風有清音(しょうふうにせいおんあり) 松林に吹き抜ける風は清く心が洗われるような音がする。 心が清らかになるような素敵な場面を思わせる言葉です。 今日は朝からアポイント満載で大変なんだよな・・・ 今日中に仕上げなればいけない企画書、果たし...
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「白雲自去来」自分らしく生きる

白雲自去来(はくうん おのずから きょらいす) 白雲はどこからともなく湧き上がってきて、自由にあちらへこちらへと行き来します。 高い山があっても山に遮られることなく、右へ左へ、上に下に、行きたいところへ行きます。 雲は自由でいいな~。そんな...
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「松樹千年翠」地道な仕事をしている人を大切に

毎週火曜と金曜は燃えるごみの収集日です。 朝のお散歩の途中で、青いカラス除けネットの下に積まれたゴミの山をあちこちで沢山見かけました。これらの山もお昼過ぎにはすっかり片付けられ、なかったことになります。 ふと、「松樹千年翠」(しょうじゅせん...