結果が出ている人と、そうでない人の違い。
それは、能力の差ではなく、
「結果が出るまで続けられるか」の違いだと思う。
多くの人は、途中であきらめてしまう。
言い訳を作って、なかったことにしてしまう。
そんな中、「最後」までやり続けることのできる人が、
結果という果実を手にすることができるのだ。
とはいうものの、人間は弱い。
明るい光が常に見えているとは限らない道を、
一人、手探りで歩き続けるのは、なかなかに大変だ。
特に不確実性の高い現代ビジネスにおいて、
設定した目標への道のりは常に変化し、時には目標自体が曖昧になることも少なくない。
くじけそうな時、わからなくなってしまった時、強い挫折感を味わった時、
それでも前に進むのは、並大抵の精神力ではやっていけないかもしれない。
ベストは、常に上司や仲間が互いに励まし合い、寄り添い、高め合える状態であること。
しかし、残念ながら、今のビジネス環境では、
顔を合わせて対面で仕事をする時間はリモート環境の促進によりどんどん減っている。
更に、今の上司はプレイングマネージャー化や業務の複雑性が伴い、
一昔前の上司に比べて、何倍も忙しい。
実際、部下に丁寧に関わりたいと思っていても、そこまで余裕がない。
いや、そうしたくても時間がない、というのが現状かもしれない。
人が成果を出せるか出せないか。
それは、「やり続けることができる」か、否か、と言っても過言でない。
どうしても結果という果実を手に入れたいのであれば、
自分がやり続けることができる環境を自ら整えるのもまた、一つの策である。
それはつまり、自らに対して問いを投げかけ続け、
目標から決して目を逸らさないよう、安全かつ客観的な対話の場を持つことだ。
そのために、コーチングをうまく活用してほしいと願う。
なぜなら、そもそも、コーチングは「目標達成支援」のための最強手段だからだ。

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