物凄い稲光のすぐ後に、轟音と共にマンションが地面から突き上げられたかのように揺れました。
すぐ近くに雷が落ちたようでした。
我が家のワンコは怖すぎたのか、おしっこをおもらしし・・・
窓から外を覗くと、滝のような雨で視界は白く、ハザードを点滅させた車が立ち往生していました。
昨晩はあんなに美しい満月だったのに、今夜は激しい雷雨。
自然の前には人間なんて、本当にちっぽけな存在です。
そんなことを思った時、私たちが抱える悩みなんて、その殆どは大したことがないのだとも思うのです。
眠れないほどに悩んでいるこれまでひた隠しにしてきたミスを上司へ報告しなければならないこと。
取引停止と烈火のごとくお叱りを受けてしまったお客様へお詫びにお伺いしなければいけないこと。
どう考えても納期に間に合わない仕事をどうしたものか、連日連夜の残業に疲れ果てていること。
しかし、今、自分にとって、とても大きな問題だと感じていることでも、それよりも大きな問題が起これば、目の前の問題は取るに足りないちっぽけなことになります。
例えば、雷が自宅を直撃して全焼してしまったり、豪雨災害に見舞われこれから先が全く見えないうな状況になれば、上記のような問題は、どうでも良いように感じられるでしょう。
それよりも、今、生かされていることに感謝し、当たり前の日常をとてもありがたく感じるでしょう。
元気に仕事ができているから悩みもあるし困りもする。
それ自体もまた、とてもありがたいことなのですね。
夏休みもそろそろ終え、いよいよお仕事エンジンも全開にしなければならない頃。
悩んでいて会社へ行きたくない・・・
そんな風に思っているあなた。
それは「生きている」と証拠です。
悩みさえも楽しめるような、自分のモノの見方を変えてみませんか?
「仕事で悩んでいるなんて、実はありがたい。この悩みを乗越えたら、自分はきっと、〇〇を手に入れて、△△になっている。」
こんな風に言っているうちに、ちょっとやそっとではへこたれないあなたになっているに違いありません。