誰だって変わることができる

仕事がデキル人は、スケジュール管理をどう考えているのか

昨日のブログで、スケジュール管理をするには、
やることを管理するのではなく、時間を管理することが大切だと
お伝えしました。

しかし、時間を管理して仕事を進めても、
「時間が足りない」という現象が必ずやってきます。

すなわち、
「タイムマネジメントができない」現象です。

タイムマネジメントができない理由はいたってシンプルです。
それは、時間を使う発想が間違っているからです。

1日8時間勤務の場合、
時間管理の考え方は、「8時間で何をするか」と考えます。
そうすると、「仕事量に対して8時間では足りない」となります。

そうではなく、
「予定した仕事をすべて終わらせるために、8時間をどのように使うか」
と考えなければいけません。
時間管理から一歩進んで、時間を経営するのです。

この基本的考え方=時間経営思考がないと、、
せっかくスケジュールを立ててもうまくいきませんし、
スケジュールそのものが非現実的なものになってしまう可能性があります。
仕事の仕方に工夫ややり繰りが生まれず、
いくら時間があっても足りない状況に陥ります。

「これ、明日までに作っておいて」と上司から資料作成を依頼された場合、
時間経営思考があれば、
「明日はお客様の提案書を仕上げなければならないので、
明後日のお昼まででも大丈夫でしょうか?」
と譲歩リクエストをしてみる気持ちになるでしょう。

いつもいつも、お客様から言われるままのスケジュールではなく、
「今回のご提案書は、1週間ほどお時間頂戴出来ますでしょうか」
と、自分のスケジュールを加味して話を進めようとするでしょう。

時間経営思考があれば、
仕事にコントロールされて追われるのではなく、
仕事をコントロールしようと考えるようになります。


時間経営思考があるから、
何もかも自分でやろうとして自滅するのではなく、
誰かにお願いしてみる、周囲を巻き込んで効率化を図る、思い切って止める
などの工夫が生まれます。

また8時間勤務であるなら、
8時間カツカツでスケジュールを立ててはいけません。
仕事には必ず「突然」「割り込み」「想定外」がつきものです。
ほんの少しの余裕を必ず作りましょう。
これは、自分自身をコントロールするためです。
スケジュールの余裕は心の余裕を生みます。
それが結果的に生産性向上に繋がり、予定よりも早い仕事の完結に繋がるのです。

時間を管理するから一歩進んで、時間を経営しましょう。

時間は誰にも等しく与えられた命の時間です。
それをどのように経営するのか。
あなた次第です。

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